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豪州備忘録23日目

シドニーからブリスベンに戻ってきて学校が再開した。はっきり言って気分は最悪だった。なざならオーストラリアに来た目的も果たせず、慢性的な寝不足に襲われ、そのせいか体調もあまりすぐれなかったからだ。それでも日常は続くのでしぶしぶ大学へと向かった。ルームメイトのSさんも体調が悪そうだったし、ソニアおばさんも風邪っぽいと言っていたので、家全体がなんとなくどんよりとしたムードに覆われていた、

大学に到着する。自分が授業を受けるクラスは4階にあるのでいつもエレベーターを使っている。今日はたまたまクラスの先生とエレベーターで同じになって、先生には週末にシドニーに行くという話をしていたので当然「シドニーはどうだった?」と聞かれた。実際のところ目標を達成できず思ったより楽しめなかったが、まさか「風俗に行けなくて残念だった」なんて言うことはできず「最高だったよ!」と血の涙を流しながら答えた。こういうときの私の悪い癖なのだが、留学生をたくさん受け入れるような大学の先生は観光の話なんて耳にタコができるほど聞いているので、コテコテのコースしか回っていない私が何か話したところでつまらないだろうと思ってしまう。先生からすれば、単なる興味で聞いていてもつい邪推してしまうのは私だけじゃないと思いたい。

今週がセメスターの最後の週なのでテストが盛りだくさんだ。私の好きだったコロンビア白人美女のマフェも先週でおしまいだったのでもう本当に大学に来るモチベーションがない。でもなんとか4時間の授業を終えると、すぐにホストファミリーのチャーリー少年が迎えに来た。いつもは夕方くらいに迎えに来てくれるが、今日はホストファミリーが体調が悪いやら学校が早く終わるやらですぐに迎えに来たのだ。私もシドニーの疲れが溜まっていたので帰ると4時間くらい倒れるように眠りについた。それから夕飯を食べて、備忘録を書きあげて眠った。

今後の予定として(これについては別で詳しく書くことだが)風俗に行けずに浮いた2万円があるので、これらをすべてカジノに突っ込もうかと考えている。もし全て溶かしても風俗に行ったと思えばよいし、仮に増えるようなことがあればそれでブリスベンの適当な風俗に行こうかと思う。


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