許す許さないのライン

先日、片側一車線の道を運転していたとき、後ろの車が反対車線に入って強引に私の車を追い抜いて行った。ネットやテレビではよく見るが実際にそういうモラルのないルール違反の車に遭遇すると言葉を失うもんですね。
『ルールを守れよ』
『危ないだろ』
私は心のなかで一人文句を言っていた。

そしてそれから時間が経ちその出来事について考えてみた。
確かにルールを守らないのは善くない
でも、もし、あの運転手に特殊な事情があった場合はどうだろう?
例えば、大切な人が亡くなる寸前で普通に運転すると10分かかる道が急げば5分で着くから急いでた。
そう言われれば私は許してしまうと思う。
それが、観たいドラマがあるから急いでいた。と言われれば私は納得はしないだろう。
そんなことを考えているうちに私は一つの疑問にぶち当たった。

私はどのラインから人を許すのか?

大切な人に会うため~観たいドラマの間には自分のなりのラインがあるのだ
これによって私は判断していることに気が付いた。

そしてここにこそ人の個性がつまっているのではないかと考えた

私はドラマはほとんど観たことがない。
関心がないからそれを理由にされても何も響かない。
でもドラマがとても好きな人なら多少は響くだろう。
そういった具合で結局人によって何を大事にしているかの価値観は違うから許す許さないの判断は人によって違う。
そもそもどんな事情があってもルール違反は絶対にダメという考え方の人もいるだろう。それも個性だし、むしろそれが一番の正解だと思える。
だっていちいち人に何でそれをしたかの理由なんて聞けないからな。

ここで私なりの考えをまとめると

ルールを守るのは絶対!
ただ、様々な事情により多少のルール違反をした場合、相手の考え方によっては許される場合もある!これは逆も然りで、自分がした場合も相手によっては許してもらえるときがある。
状況によってはお互いが多少寛容になってみるのもより良い社会にしていく条件だと辿り着いた。

これが正解かどうかはわからない
なので自分の中の基準に照らし合わせて今後の人生を歩みながら答え合わせをしていきたいなと思った、そんな月曜日でした☺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?