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推し監督「デヴィッド・フィンチャー」


好きな作品に出会った時、その監督が他に撮っている作品も全部観ないと気が済まないタチなんですが、その中でも私的にお気に入りのフィンチャー映画をうす〜く...だけど愛を持って紹介していきたいと思います。


1.「ドラゴンタトゥーの女」

こちらの予告編が1番カッコいいなぁと思ったので採用させて頂きました。物語は「ミレニアム」という雑誌で記者をしているミカエルが、40年前に大富豪一家で起こった少女失踪事件を天才ハッカーの女"リスベッド"と共に調査していくというあらすじになっています。
とりあえずこのコンビでも続編観たかったー!と何回観ても思ってしまいますねぇ...ミカエル役のダニエル・クレイグもリスベッド役のルーニー・マーラもめちゃくちゃハマり役でしたし、ルーニーちゃんもこの役勝ち取るために至る所にピアス穴開けまくったってエピソードが強すぎます...。 
画面の冷たい色味や質感も緊張感を演出していて、より物語の残虐さを浮き彫りにしていると言いますか...ん〜〜好きでしかないッッ
長尺ながらも最後まで面白いからあっという間です。ハラハラしたい方にオススメ!



※ちなみにこの映画のOP映像も超クール...😎
しかも、レッドツェッペリンの移民の歌ともなれば...何回も観るに決まっていますッ!☟☟




2.「ファイトクラブ」

この映画においてのエドワードノートンが堪らなくて...堪らなくて...何回も観てます。「真実の行方」で演じていた冴えない謎の青年役から、「アメリカンヒストリーX」の白人至上主義者の傲慢な青年まで、その演技の幅広さたるや!もちろんストーリーのメッセージ性にも物凄く感銘を受けましたし、大人になった今もまた違った印象を受けるというか...。ブラピ演じるタイラーの言葉ひとつひとつに感動通り越して納得...。資本主義を端から否定する演出や、皮肉なんかが随所に効きまくって観終わって後はいつも元気になっちゃいますね〜。一つしかない命に一つしかない人生なんだから、"自分"を生きろって言ってくれてるようなほんとーに素敵な一本です。


3.「セブン」

フィンチャー監督の中でも胸糞オブ胸糞なのがコチラの作品ですよね...初見時はかなりショックを受けて数日凹んだ思い出があります。
お話は、キリスト教の"七つの大罪"をモチーフにした連続猟奇殺人事件を追う刑事2人を描いたサイコ・サスペンス。
引退を控えた刑事サマセットと新米刑事のミルズ。最初は中々うまくいかない2人だったんですが、事件を追う中で徐々に芽生える信頼関係にはホント胸熱...それ以外はホント胸糞...
7つの大罪を軸に描かれる猟奇事件の惨たらしさと言ったら...でもこの映画世の中の理想と現実をうまーく描いてる深い作品だなぁと改めて昨日観て思いました...。自分がもしミルズだったら最後どういう選択をしていたんだろうなんて...



4.「ゴーンガール」

あらすじはミズーリの田舎町に住むとある夫婦に起こったお話なんですが、結婚記念日に突如妻エイミーが失踪してしまい、悲しみに暮れる夫ニック。やがて警察や世間を巻き込んで事が大きくなる中、何故かニックに妻殺害の嫌疑がかけられてしまいます。そして事態は思わぬ展開に...

この映画に関しては劇場に観に行って以来、大好きで繰り返し観てます。結婚に対する男女の考え方を痛烈に...ひじょーにシニカルに描いていてほんっと恐ろしい作品...。結婚を控えている男女には視聴をオススメできません笑
鳥肌級に恐ろしいシーンもあるため、心臓の弱い方にもオススメできません...。
ですがその問題のシーンがハイセンス過ぎて感動のあまり鳥肌立ってしまうんですよ...。撮り方カッコよ過ぎかて!👏主演のロザムンドさんの演技も素晴らしいのはもちろん、夫役のベンアフレックのダメ男ぶりも最高ですね。視聴後は気分悪くなりますが興味ある方は是非!


「マインドハンター」

コチラはNetflixで配信されていたテレビドラマ。当時はフィンチャー監督がドラマシリーズを手掛けるとあって、かなり注目されておりました!残念ながらスケジュールの都合や制作費の工面が付かずシーズン2で打ち切りになってしまったのが本当に悲しい...
あらすじはFBI行動科学班のエージェント達が様々なシリアルキラーとの対話や研究を通して事件の真相に迫っていくという実話に基づくサスペンスドラマです。 
とりあえずこんな良質なドラマを何故続けなかったの?と疑問に思うくらい最高のシリーズ。
淡々とした物語の進行に、フィンチャー特有のスタイリッシュな映像...ストーリー自体に派手さは無いものの、人間の闇の部分をじわじわと炙り出していく演出が地味に恐ろしいです。
犯人の口から語られる事件の詳細も、残虐なシーンを見せられるよりも生々しく感じますし、エージェント達の人間生活にもスポットを当てているのでより物語に深みが出ていて面白いポイントだなぁと思います。観る人によっては少々...退屈するかもしれませんが、ハマる人にはハマる...


ちなみにシーズン1の10話で使われていたレッドツェッペリンの「In The Light」が改めて良かったです...😇うぉおおんっ!ってなりました笑


以上、推し監督シリーズ第1回でした〜。
お仲間さんがいたら嬉しいですϵ( 'Θ' )϶
最後まで読んで頂きありがとうございます。

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