ビリーフ(信念)・思考の癖と家族

信念や思考は常にそれに見合った現実を引き寄せる

私たちはこの世に誕生してから親や周囲の人々，社会からさまざまな事を見聞きして育ちます。

自分が何か言ったり、行動したりした時の周囲の反応といった経験も積み重ねていきます。

そのなかで何度も繰り返されたことは、自分自身のの思考の信念や癖となっていきます。

それは今の自分に役に立っているものもあるでしょうし、役に立っていないものもあるでしょう。

信念、思考の癖はもっとも身近にいる親(養育者)から多くの影響を受け、親から子へ、またその子へと引き継がれる信念や思考もあります。

家族がおかれた周囲の環境によっても影響されるでしょう。

社会的に多くの人に共有されている信念もあり、世代や時代に伴う変化もあります。

多くの人はよく気づいていませんが、その思考の癖・信念は常にそれに見合った現実を引き寄せています。

「引き寄せの法則」といわれるこの法則は常に正確に働き、喜ばしいこともこんなつもりではないということも引き寄せています。

私たちは抱いているさまざまな信念や思考について、引き寄せの法則からみていきます。
また、それらの信念・思考がより広い視点（非物質のエネルギー・周波数の世界）からどのように見えるのか、エイブラハムの教えを紐解きながら書きます。

「引き寄せの法則」とは　似たものは引き寄せ合う　という法則です。

私たちは身体（肉体）を自分という存在だと思っていますが、私たちは常により大きな非物理的な部分とつながっています。

私たちの「生命エネルギーは非物理の見えない部分(ソース）から常に流れ込んできている」　とも表現できます。

さらに言い換えると、私たちの見えないエネルギーの一つの表現であり、周波数を放つ存在です。

なので、私たちの持つ思考や信念も磁気を帯び、同調する周波数のものを引き寄せます。

思考は常に何かにフォーカスしていますが、その思考を向ける先が活性化し現実化します。

この事を感じとり理解するには、最初は自分自身よりも周囲の様子を観察した方がわかりやすいと思います。

その点において、私が生まれ育った間に深くかかわってきた人々、両親、元夫、義両親他、周囲の人々の個性豊かな様子は、良き実例であり教師でした。

今回は、いわゆる毒親（わかりやすいのでこの言葉を使いますが本意ではありません）のもとに育った人が抱えやすい豊かさ・お金と人間関係における信念や思考の癖に焦点をあてます。