ダメな自分も愛おしい
完璧でいなければ
私はダメな人間だ
そんな風に
自分に言い聞かせてきた頃が
懐かしく思える
たった数年前までの私
それを手放せたと感じた時
ダメな自分ですら
愛おしく思えるようになった
何をしても
叱られ殴られる
そんな生活が
いつしか
自分を追い込むという
生き方を染み付かせていた
何をすれば正解なのか
どう言えば正解なのか
何をすれば叱られないのか
どう言えば暴力を振るわれないのか
自分を良く見せる事で
嫌われる
叱られるを回避するという
方法が染み付き
演じたり
作ったり
大人になってからも
本当はこんな自分は
嫌いなのに
こんな自分で
居たいわけじゃないのに
何故か自分を作り込んで
見せていたのかもしれない
そんな
刷り込みを
手放し
自分は自分
ありのままでいいと
今は思えるようになった
自分の気持ちの
赴くままに
生きれる事が
こんなに幸せなのだと
気付かされた
誰がどう思おうと
何と言おうと
私は私だと
思えるようになった
生きた心地がする
そんな事?と
思う人もいるかもしれない
そう。
幼少期の出来事が
そんな事もわからないほどの
思考を心に刷り込むという事
経験した人間にしか
わからない事だけれど
幼い頃の
環境や出来事が
その人の人格を
形成する事は
間違いなく
自分の意に反して
その擦り込みが
優位に立ってしまうから
生きづらさになって
しまうのかもしれない
本当はこんな自分は嫌だと
思っていても
それを変える術も
そうなってしまった
原因すらにも気がつけて
いなければ
私は変われていなかった
いや。
今も変わってなんて
いないのかもしれない
自分自身を
受け入れる事が
できるようになった
そうする事で
見方や感じ方が
変わった
ただそれだけかもしれない
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