中間管理職の嘆き～パワハラって？？～

入社２５年以上の私。
管理職である。

「超氷河期」という時代に入社した私。
そんな時代、もはや死語（死語という言葉が死語である）

私が新入社員のころは、男とか女とか、朝とか夜とか
関係なかった。（そもそも私の職種が、そういう業界ではあるけれど）

ところが「女性活躍」と言われる世の中、
女性管理職を増やさないと！という企業の動きにまきこまれて
４０歳を過ぎて、いきなり「女扱い」されて管理職に昇進した・・・

管理職になって「育成」担当になってから数年経つが、本当につらい。
『パワハラ』という恐怖と隣り合わせなのだ。
良かれと思ったことが「パワハラ」になってしまう危うい時代。
気を付けていても、どうしても「キツイ」と言われがちの私。
バリキャリでやってきた自分の時代とは全くの異世界になった。
これまでの経験は全く役に立たない。

愛を持って話しているのに、どうしてか、なぜか　キツイ上司とレッテルを貼られ、陰口を言われてしまう。
私の文句を言いまくって退職した人もいる。悲しい・・・

最近は、もう何も指摘するのを辞めた。
痛い思いをしたから。私も好かれる上司になりたい・・・・・・

直属の部下だった２０代女性。
私の前では従順な良い子だったが、知らない間に社内の「相談室」に私のことを相談に行っていた。
自身の仕事が出来ていないことは棚に上げて、すべて私が原因だから出来ないと訴えていたのだ。

ある日、私は人事に呼び出されて「尋問」を受けることになった。
本当にショックだった。そんな風に受け止めていたのか・・・
その２０代のことを応援していたし、私は頑張っていたつもりだったのに・・・

気に入らない上司を懲らしめることなんて容易だ。
パワハラだと訴えれば良いのだから・・・
いまはそんな時代になった。

いくら優しく言ったところで、捉える側が「パワハラ」と思えば
経営側は両社からの意見を聞いて、調査をしなければならない。

その２０代は正社員ではなかったので、年度いっぱいの契約満了で退職して行った。コロナ禍という理由で送別会もしなかった。

ショックすぎて私は悩みのループに入った。
結局、辞表を出した。
ただ、人事からは、しっかり育成とマネジメントを学んでほしいと言われ
辞めないでほしいと止められた。　辞める勇気も無く、今に至る。

ということで、私は仕事への取り組み方が変わったし、
モチベーションが下がった。意気揚々と仕事する時代は終わった。
とにかく「パワハラ」と言われないように、全力で守りの態勢で仕事をするようになった。

また、他の部署に勤務する別の２０代は、
私を慕ってくれてるのか、いろいろと相談してくるので、答えてあげていた。
が、ある日、業務内容が私の範ちゅうではなかったので、
「直属の上司にも聞いてね」と言ったら
「相談したいたのに、うえすぎ（私）に突き放された。あの女は怖い人だ」とあちこちで私の文句を言っていたことが分かった。

それね、あなたの方が怖いのよ・・・・・。

本当にね、すっかり  私、２０代 恐怖症。 
会社員、中間管理職、私・・・　どうしたら良いの？
試行錯誤・・・もやもや が 止まらない。。。