経済について学びなおしてみる
きっかけ
新NISAの話題をテレビでよく見かけます。
数年前に積み立てNISAについては勉強していたのですが、結局始めないままでした。
メリットは分かっているけど一歩踏み出すのがこわい。
なぜこわいのか。
世の中のお金の仕組みについてよく分かっていないからではと考えました。
つまり経済について理解すればこの恐怖心が消せるのではと思い勉強してみる事にしました。
前提として私は義務教育で学んだことすら忘れているような人間です。
そして今回学んだことは投資とはあまり関係のない内容になってしまいました。
もっと根底の「お金っていったいなんだ?」「経済ってなんだ?」というところすら分かっていなかったので、そこを学んでいろんな事を感じました。
教科書を読んだ訳ではないので正しい情報かは分かりません。
ただ今回勉強してみてお金に対して今までとは違う考え方を持てるようになったので良かったなと思っています。
忘れないようにメモしておきたいと思ったので記事にしてみました。
ご了承ください。
学んだことを自分なりに解釈してみた
お金について
原点は原始時代のような共同生活(獲物を獲る人や木の実を獲る人がいて、その日の成果をみんなで分け合って暮らしていく)。
そのうち牛を育てる人や米をつくる人など色んな人がでてきて、物々交換をする事で色んなものが手に入る豊かな生活が出来るようになってきた。
ただ規模が大きくなったり物の種類が増えるにつれて物々交換ではややこしくなってきた。
そのためお金という色んなものと交換できるものをつくる事にした。
最初お金はお金自体にも価値があった(素材が金とか、金と交換できるとか)。
でも今のお札はただの紙。それに価値を持たせるために税金という制度がある。
「税はこれで納めてください、納めないと逮捕しますよ」とすることで、ただの紙であるお札にも価値が生まれる。
なので税金というと嫌なイメージがあるが、今持っている1万円札が1万円分の価値を持つためには必要なものなんだなと思いました。
国について
先程原点は原始時代のような共同生活だと言いました。
その頃はどう物資を分配するかとか、だれがどんな仕事をするかとか、みんなで話し合って決めるのは難しくなかったと想像できます。
しかし人が増えるにつれて色んな事を全員で話し合って決めるのは物理的に難しくなってきました。
そのため代表者を選ぶようになりました。
これが選挙であり国会です。
この話を聞いて感じた事は、国という考え方は共同生活だという事です。その日の成果を分け合って暮らしているのです。
一生懸命働いてたくさん稼いだ方が税金がかかるのはなんだか理不尽に感じますが、共同生活と考えるとたしかにすごく狩りが上手い人もいれば全然獲物を捕まえられない人もいるけどその日の食事はみんなで分け合いますよね。
もちろん獲物を狩った人が「私の成果だ!」と言って独り占めすることも出来るかもしれませんが、それだとたぶんそのグループには居られなくなります。服をつくってくれる人や水を汲んできてくれる人など、狩り以外の仕事をしていた人たちからの恩恵も受けられなくなります。
この考え方が今まで欠けていました。
“国民みな家族” “人類みな家族” とはこういう事なんですね。
経済について
経済と言うとお金の動きのように感じていましたが最終的には “どれだけのモノが生み出されるか” が大事なようです。
この “モノ“ には物理的なモノだけでなくサービスなども含まれます。
仕事に関して、「一生懸命働くほど税金で取られるからもっと働ける元気はあるけどセーブしよう」という考え方もあると思います。
なんなら私も「ミニマルな暮らしをすればそんなにお金もかからないからパートで週3くらいでゆるく働こうかな」なんて思っていました。
私の場合は税金を気にしてではなく仕事ばっかりで終わる人生は嫌だなと思ったからですが。
例えば100人で暮らす島があるとします。
お米をつくったり、牛を育てたり、みんなで色んな仕事をしてその生み出されたモノを分け合って生きています。
その中には訳あってモノを生み出せない人もいるとします。
でも100人みんなで生きていこうと決めてモノは平等に分配すると決めていたとします。
そのなかで誰かが「仕事してなくてもモノをもらえるなら、自分も仕事しない方が得じゃん」と考えたとします。
その考え方が主流になったとします。
そうするとその島で生み出されるモノはどんどん減っていきます。
そうすると食べられるごはんの量も減るし種類も減るしどんどん豊かな生活ではなくなってしまいます。
この状態が今で言う “経済が縮小する” という状態のようです。
つまりお金という制度があるないに関わらず、結局豊かに暮らせるかどうかはそこにモノがあるかどうかにかかっているということです。
なので豊かに暮らすためにはお金というシステムに囚われすぎずに、いかにモノを生み出し続けるかが大事なんだと気付かされました。
仕事とは “生きていくためにお金を稼ぐ事” と思っていましたが、”みんなで豊かな暮らしをするためにみんなが無理のない範囲で頑張るもの” なんだなあと思いました。
今まではどうやったらゆるく働けるかな、早くリタイヤできるかななんて考えていましたが、働ける間は働くのも悪くないななんて考えるようになりました。
ただし仕事ばっかりで人生が楽しめないのはもちろん嫌です。無理のない範囲で働けるように労働基準法があるんだと思っています。
なので1日8時間、週40時間くらいなら一生懸命働いていこうかなと思いました。
そしてそれ以外の時間は仕事のことはすっぱり忘れて人生を楽しむんだ!
そのためにも職場の環境や人間関係のことでもやもや悩んだりはしたくないです。
みんなで気持ちよく過ごしていきましょ。
そして雇用主は労働者たちが気持ちよく働けるように頑張ってくれ!
よろしくお願いします。
おわりに
お金を増やすために経済の勉強をしていたはずなのにこんな結論になってしまいました。
でもお金の不安は少し和らいだような気がします。だってお金よりモノが大事なんだから。
今まではお金を貯めることが目的になってしまっていたような気がします。
通帳にお金が貯まっていく事が喜びであり、そのためには色んな事を我慢していました。
もちろん必要もないものを買ったり詐欺にあったりするのは嫌ですが、よく吟味した上で必要なものや心が動いたものに関してはもっとお財布の紐が緩くてもいいのかもしれません。
特に食事に関しては、食べたいものは値段で我慢せず食べようと思いました。ごはんを美味しく食べられるのも今のうちかもしれないし。
ちょうどこの後マックカフェのショコラオレンジフラッペに心惹かれたので迷わず買って飲みました。美味しかったです。
参考
本当は勉強した内容を忘れないようにまとめておこうと思っていたのですが、すごく良い動画だったので私が変にかいつままない方が良いだろうなと思ってこのような形になりました。
そしてyoutubeの動画ばっかりなのは最初はネットでも調べましたが分かりやすかったのがこれらだったからです。
これが正しい情報かを判断する能力は私にはありませんが、私にとっては納得できてかつとてもわかりやすい内容でした。興味のある方はよければ見てみてください。
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