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育てること



人材育成と地域つくり

この二つが主任ケアマネである自分の役割だと
長年学んできた

職場内では人材育成を重点的に行い
地域では「おばちゃん、ちょっと専門職」でやってきたわけだが
今ここに至って、はたと自分の役割を見つめ直している

とにかく、現場のスタッフはあまり勉強したがらない
自分で探して研修にでたり
何か、次のステップを目指そうという人が、本当に少ない

利用者の自立支援やケアマネ育成では
「通りすがりのケアマネ」の位置付けが
程よい距離感で自立を支援すると信じていたし
入り込まない姿勢が、功を奏したこともある

けれど、今度は小規模多機能という違う環境なので
現場上がりであることや、一緒に動いてしまうことが弊害になっている

お願いします!と頼まれたら動いてしまうし
処理できたら次も見えるので、やってしまう悪循環

これでは現場が育たない

ということで
しばらく現場と距離をとっていこうと決意した

幸いなことに、小規模以外にも管轄する部署はたくさんあり
しばらくは事務処理にかこつけて
朝一以外は現場から離れることにする

今日は月初の事務処理がたくさんあったので
比較的ざわつかず、穏やかに見守ることができた

さて、明日は、明後日は
手を出さずにみていることができるかどうか

敢えて現場を離れることを伝えていたので
電話の回数は少なくなった

問題の対応をチームで考えることができるようになるかどうか

できない体験を通して、自分の力や限界を感じ
研修に参加したり学びの場を探し
自ら学ぼうという気になっていけるかどうか

新しい取り組みは始まったばかり

がんばれ現場
がんばれ、わたし

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