嘘みたいな予知の話

わたしはプロフィール欄にも書いているが、第六感が強い方だと思う。

周りに言ったら"嘘だ"と言われるようなことも色々経験してきた。

（ちなみに霊感はない。）

今日はそんな不思議な出来事のうちの一つを、ここに記してみる。

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6,7年ほど前、アパレルの販売員時代のこと。

私をご贔屓くださる顧客様たちが200名くらいいた。

1年以上顧客様として関わると、仲良くなり雑談もするようになっていく。

そんな方々は50人くらいいたのだけど、そこまで仲良くなると『この人が明日来店する』というのが分かるようになった。

仕事の勘というわけじゃなく、不思議な出来事として。

仕事から帰宅して寝る前、ベッドに横になるとパチッパチッと左上のあたりに顧客様の顔が浮かぶ。

そして翌日その方が来店される、ということがあった。

5回中5回当たった、的中率100%だった。

嘘みたいだし気持ち悪いので人には話さなかった。

当時勤めていた店では個人予算があったので、どの方がいらっしゃるかが分かっていると、予め準備（お好みのもののサイズの用意・在庫の確認など）が出来るので、それはそれはラッキーだった。

だが、もちろんそんなに物事はうまくいかない。

何度目かのパチッパチッの辺りから、怖いものを感じるようになった。

これはうまく言葉に出来ないのだけど、とにかく怖い感覚があったのだ。

（もうこんな能力要らないから、怖いのはやめてください）

生まれてこれまで感じたことのないような感覚に震え、そう強く念じた瞬間からパチッパチッ現象も怖いものを見ることも無くなった。

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予知のようなものはあれ以来一切見ていない。

けれど、嘘のようで本当に私に起こった出来事なのだ。

HSPだからなのか、それとはまた別として、なのか。

この先また別の不思議が身に降りかかるのか、今は何もわからない。