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母親と産土さまと

このつぶやきが3週間も前だったとは。
この翌日、夏至を迎えたのだな、とこの間を振り返る。
いろいろあった3週間。母はがんばって生きている。

この前の面会の帰り道、産土神社に立ち寄った。
母の入院している病院の、すぐ近くなのだ。

産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)は、日本の神の区分のひとつ。単に産土ともいう。
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。産土神への信仰を産土信仰という。

Wikipedia

私が自分の産土神を知ったのは、ほんの数年前のこと。たまたま鑑定できる方とご縁がつながり、調べていただいた。

その時は、産土さまが生まれる前から私を守ってくれていたなんて!と感慨深かった。
そして、調べてみたらなんと!そこは以前、お友達が私が「好きそうだから行ってみて」と教えてくれていた神社だった。
産土さまが友人を通じて「一度わたしのところに来なさいな」と言ってくれていたのかもしれない。そうとしか思えなかった。それを感じて、私に伝えてくれた友にも感謝。

そうして初めて産土神社を訪れた時は、やっと会えた?ことが嬉しくてたまらなかったことを覚えている。以来、たまに訪れる自分のパワースポットになった。

大きな銀杏の御神木

それが今、母のいる病院のそばにあるということで、自分を生んでくれたリアルな母親と、見えない存在である産土さまという、私にとっての大きくて大切な存在がセットで同じ町にいるわけだ。

だから、病院の行き返りは辛い気持ちになることも多々あるのだが、近くで産土さまが護ってくれていると思うと、なんだか救われるのだ。たとえ何があっても大丈夫と思える。

7月に入って訪れた産土神社には「てるてるトンネル」が設けられていた。
ちなみに、いろいろと楽し気なイベントも多い神社で、それもまたうれしい笑。

てるてる坊主がいっぱい

かわいい布で作られた「てるてる坊主」についた短冊に願い事を書き、境内のトンネルにぶら下げることができる。いろんな色があったが、なんとなくピンクを選んだ。

ぶら下がっている他の人の願い事をちらちら見ると、あんなことこんなこと、本当にいろいろ。
世界の平和を願うような短冊もあり、一瞬だけ迷ったが…やっぱり母の回復を願い、したためた。

お顔もつけたよ

ぶら下げられたたくさんの願いは叶うのか叶わないのか。。。
わからないけれど、いろんな人たちのたくさんの願いを眺めていたら、なんだか胸がいっぱいになった。

願うこと、祈ることは、それだけで希望の光だ。だってそれは前に進もうとしている、生きていこうとしている証だから。

この日は猛暑日だったけれど、カラフルなてるてる短冊が、青空に映えてとてもきれいだった。

産土さま、また参ります、と神社を出たら、空に龍が?!

吉兆だ〜

なんとなく親子にも見えたりして。

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