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うちに小鳥がいなくなって

あれから1年が過ぎた。

うちに小鳥がいなくなって1年が過ぎた。
先週の木曜は、ばなちゃん(オカメインコ♀)の命日だった。

まだ1年??
うちにかわいい小鳥がいたなんて、もう随分と前のことみたい。感覚的には3年前くらい。

家のそこここに確かにいたその存在感が薄れていき、鳥かごのあったスペースは、当初の祭壇から気がつくと好きなものを飾るコーナーになって。

もちろん今も写真や絵が飾られていて
写真をみて話しかけたりして、今も寂しいなぁ、また会いたいなぁと感じることはあるけれど
でも、もう1年前の悲しみや痛みはない。
時薬(ときぐすり)というものは本当にあるようだ。

その日(一周忌?)も、ごく普通に過ぎていった。

もうそこには全然いない気がしたけれど(笑)
あまりにも普通じゃ寂しくて
自分の気持ちのために小さな花を飾った。

やっぱり黄色を選んでしまったよ

そんなふうに普通に過ぎたその日の後
心友から思いがけない贈り物が届いた。

とても素敵な絵本と小鳥のイラストのカードとCDのセット。
1年過ぎたことを忘れずにいてくれた。
なんてことだ。うれしくて泣けた。

かわいい絵とやさしいメロディに癒される。

小さないのちが愛しくて愛しくて
そんな思いをしたこともタカラモノ。

この世界はこんなにも優しいことを決して忘れないでと
そして自由に羽ばたいてと
ばなちゃんがもう一度伝えにきてくれたよう。


ありがとう。ありがとう。

そっくりだね!


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