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大江千里という生き方。

大江千里さんは、80年代にメジャーデビューし、
数多くの楽曲発表、提供、また俳優、
劇中歌なども手がける、元シンガーソングライターである。

1983年のデビューから、2007年までに、
45枚のシングルと、18枚のオリジナル・カバーアルバムを発表。

『格好悪いふられ方』『ありがとう』『十人十色』『あいたい』などのヒット曲を持ち、

俳優としても多くの作品に出演し、
ドラマ『君が嘘をついた』『十年愛』などに出演している。

また、松田聖子さん、渡辺美里さん、渡辺満里奈さん、奥田美和子さん、優木まおみさん、薬師丸ひろ子さんなど、
数多くのアーティストに楽曲提供をしており、

特に渡辺美里さんの『10 years』は、
ファンの間で名作と名高い。

映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の
テーマ曲『この星のどこかで』(歌唱は安田祥子、由紀さおりさん)提供、

『のび太の宇宙漂流記』『のび太の南海大冒険』で、音楽を担当している。

では、なぜ、『元』かというと、
現在は、ニューヨークを拠点に、
ジャズピアニストとして活動しているからだ。

幼い頃から、ジャズピアニストに憧れを抱き、
シンガーソングライターとして活動中の時も、
「本当はジャズピアニストになりたかった」
と、取材で再三、発言している。

そんな大江さんが、47歳で、
当時のマネージャーさんに背中を押され、
ジャズの世界に飛び込んだ。

若者に混じって音楽学校に通い、
「そんなことも知らないのか」と言われながらも、4年間、ジャズを学んだ。

そして、後に、ジャズピアニストとして、
グラミー賞コンシダレーションに入るまでに
なったのだ。

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