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自尊心の芽生え♡3歳からの私


これまで、どこかに書いておきたいなと思ってた自分の生きてきた道。
まだ50年されど50年。50歳になった今が良い区切りと思いました。
でもどこにどうやって?と思ってた頃にnoteを始めて、ここなら大丈夫。きっと見守ってもらえる。と
そんな気がして、私のことを少しずつ書き残しておこうと思いました。

よろしくお願いいたします♡

3歳までの私のことは、こちらです↓

今日は、3歳から小学校入学までのことを書きたいと思います。
私の半生に興味を持ってくれてる我が子たち(特に娘)に向けて、そしてnoteの皆さま、3歳までの私のことは知ってる方に向けて書きます。
もし読み進めていただいて、わからなくなったら3歳までの私のこと♡をお読みいただけると幸いです。


私のこと少しずつ♡

3歳から、継母とは知らずママの元でスクスク育ったloveちゃんは、今から想像もつかないポッチャリさんに一時期成長します。
なんでも食べるいい子だったそうです。
ところが、今でいうアトピーが発症して、お顔も体も炎症で真っ赤。痒くて泣いてるから食べる量も減り、痩せていく。当時は何か分からない状態で小児科にお世話になってました。

処方されたもの、富山の薬売りさんのものや、調剤薬局のもの、などなど
たくさん色んなお薬を飲んだのですが、とにかく飲み込みが出来なくて。
オブラートに包んだりママがゼリーを作ってそれに混ぜたり、なんだかんだと頑張ってくれました。

その頑張りも空しく、その後は小児喘息であったり、風邪をひきやすかったり、、、。世話のやける女の子と、野生児の兄。
兄は怪我だらけで帰ってくる、私の熱が上がりだす、夕方はママが一番泣きたかったと思います。
所謂、人の子の子育てを、二十歳そこそこの娘さんがある日突然、志願したとはいえ絶対大変です。
優しさの塊ですよね、本当に尊敬しかありません。

私の幼稚園時代は泣きながら登園、満面の笑顔で帰宅。という内向的なタイプで、とにかくメソメソ泣きっぱなし「泣き子」があだ名でした。
泣いてた時のことを、どんな風に泣いてたか、覚えてるんです。胸の痛みまで( ´∀` )
一番嫌だったのは、同じクラスのS君が見てくるということ。

見ないでほしかったんです。誰にも見てほしくなくて。
S君だけは、じっと見てくる。見られる→泣く→ちょっかい出してくる。
M君が助けてくれる、M君は私を見ては来ないけど、周りがざわつき出すと先生のお部屋、まで連れてってくれるんです。

S君、本当にごめんなさい・・・ただ見てるだけなのに、先生に「S君がこっち見てるから嫌だった」と、今思うとこれは言いつけたことになるのかしら?
何も悪くないS君を悪者にして言いつけてました。

ママにも「今日も見てきたんだもん~」って言いながら、おうちでマドレーヌとシュワシュワするジュースを作ってもらって飲む。
この時間が好きで好きで、とにかく早くおうちに帰りたかった。
マドレーヌは神田精養軒のものか、ママの手作り。
プリンの日もあって、プリンはモロゾフかママの手作り。百貨店の洋菓子売り場に買いに行くのも楽しかった~(*^-^*)

年長さんになるころには、決まったものしか食べない子になってました。
その後、小学校4年生の時にアトピー性皮膚炎という言葉も一般的になり私もそう診断されて、マドレーヌもプリンもアトピーに良くないんじゃないか、と突然楽しみは奪われました。おやつはフルーツとヨーグルト、と決められて悲しかったな~。今は、なんでも食べられる体を目指して自分で気を付けてます。って当たり前ですね笑

幼稚園で泣いてばかりのloveちゃんでしたがお絵描きは大好きでした。
幼稚園でオプションのような感じで希望する児童だけ、お教室があって
選択肢は、ピアノとお絵描きと新体操。やってもやらなくても良いものでしたが、お試しで参加するときに描いたイチゴの絵を先生がとても褒めてくださって、単純loveちゃんは喜んで入会しました♡

今日、特に書き残しておきたい部分はここからです。

運動音痴で、三半規管も弱くブランコに乗ってても吐いてしまうような子。でも、お絵描きなら褒めてもらえる。と思ってました。

お絵描きだけは、注目される。私の顔や姿は誰にも見られたくないけど、私の絵や粘土の作品は見てほしかった。承認欲求ですね。

運動会では小さくなってるか、保健室からの見学でした。
作品展ではloveちゃんの作品が楽しみよ~ってパパもママも喜んでくれる。
自分が唯一認められる場所と思ってました。

年少でも年中でも、作品が皆の前で褒められたことを覚えています。
そして私の作品はいつも一番目立つ場所に先生も展示してくださることが、家庭の中でも話題になってて誇らしかったんです。

ところが

年長さんになって最後の作品展で、私は現実を知る、というか一人勝手にショックを受けます。
ノリちゃん、というお友達がいました。大人しく可愛くて通園バスも一緒で。お絵描きをしても粘土で遊んでもおうちでお人形遊びしてても唯一気の合う女の子♡
そのノリちゃんの作品が、私には光り輝いて見えました。私の作品はいつも通りセンターに飾られてたのですが、私にはノリちゃんの作品が素敵で素敵で輝いて見えた☆彡
ステキ~と思うと同時にセンターに飾られた自分の作品が恥ずかしくなり、泣きました。先生とママがそっと静かなところ(多分先生のお部屋)に連れてってくれて、私の気持ちを聞いてくれました。
なんて声をかけてもらったかを残念ながら忘れてますが、気持ちを取り直して作品展を両親と見てまわったことと、私がノリちゃんの作品と自分を比べて泣いたことをママは私の前ではパパに言わずにいてくれたことがとても印象的ですし、嬉しかった。

パパが聞いたらきっと大笑いして、ますます私は嫌な気持ちになったこと間違いありませんから!

自尊心、プライドというものが人にはありますよね。
動物にもあるかもしれない、植物にも。

芽生えた自尊心と、感じた劣等感。
自分を大切に思う気持ちはこうやって育てられるんだなって思います。

パパ座右の銘は「明日は明日の風が吹く」でした。
悩みを相談してもこの考え方なので、吹き飛ばされる。
でも、大事なことをハッキリと教えてもくれました。

私は私でしかなく、存在しているだけで素晴らしい

こんな風に思えるように育ててくれたママとパパ。

人は存在していることだけで素晴らしく尊い

ということを、この時の私はまだ理解できてませんが、最終的にそう思える私が在るのも
この経験から始まって、自分の中の自尊心に気付くたびに劣等感にも出逢い
この繰り返し、だったと思います。

皆さんの自尊心の発見はいつでしたか?聞いてみたいです♡

この後、小学校に入学した私は長い6年間を経験します。
長い6年間についても、また書かせていただきますね♡


私のこと少しずつ♡
こんな感じで綴ってみます。
今回も最後までお読みくださりありがとうございます♡





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