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読書は答えのない問いを探す旅行ガイドブック

読書をする理由は人によって違うとは思う。

私はいくつかある。
1つ目は良い悪いと関係なく、この世の構造がどうなっているのか真実を知ること。
2つ目はこの世の聖なるもの美しいもの毅然とした美学を発見すること。
3つ目は自分とはどんな存在なのか?を知ること。
4つ目はどんな状況であっても外的要素に左右されず幸せに生きるための力をつけること。

読書をしていると感情がざわざわする時がある。
その時は注意力散漫になって読み進めることができない。
これまではこの時点で書籍を読むことを放棄していた。
自分の中から湧いてくるどちらかというと不快な感情を刺激している証拠だ。実はネガティブな感情を感じるのは嫌いだ。
だけど脳の構造上、

感情を経験しなければ決断することができない

と聞いた。

優柔不断さの原因は自分の感情から逃げていることだと知ったので自分の感情を拾い上げる訓練をし始めている。

読書をする一番のメリットは自分を成長させること。
しかも低コストで世界を旅することに匹敵する知見がえられること。
タイムトラベルも可能だ。

そして、もう一つの楽しみがある。

歴史は権力者による捏造が頻繁に行われている。
現在でも政治の駆け引きで平然と歴史は捻じ曲げられ続けている。
何が本当で何が嘘なのか?
答えのない問題を解決する方法は自分で調べて調べて調べて、考えて考えて考え抜くこと。
本たちには私が実際会うことはないような権力者たちの思惑や駆け引きなど世界を動かす秘密のやりとりを解き明かすものがあるので、なかなか興味深い。




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