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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第24話

2023年 8月 8日(火) 

そろそろ夏休みの人もいらっしゃることでしょう。
標高が高くて、上着が必要なくらい涼しいキャンプ場で
スタッフみんなでビール飲むとか、気持ちいいだろうなあ〜。
(遠い目……)

高原のキャンプ場で、乾杯🍻

クーラーボックスにOGABREWINGのビールを詰めて、
気をつけていってらっしゃ〜い🍻

「誰と仕事をするか」について、考える


僕たちの小さなブルワリーにだって、10人以上のスタッフがいる。
ビール醸造の携わる人、サービング・接客する人、料理を作る人、
スタッフをまとめるリーダー、さらに営業、総務、経理担当。
デザイナーやライターなどの外部スタッフを含めると、なかなかの大所帯。
(ということは、人件費もなかなか!?)

雇用形態も、正社員・パート・アルバイトなどさまざまだけど、
共通しているのは、みんなそれぞれ思いを持って「OGA BREWING」を
選んでくれているということかな。
「ここで働きたい」という思いがあって、今、一緒に仕事をしている。
(と、信じている)
ビールのご縁? だとしたら、それはとてもすてきなご縁。

「誰と仕事をするか」について、最近あらためて考えている。
僕の経験からすると、やっぱり仕事というものは
「何をするか」より「誰とするか」が大事だと思う。

選ばれる人になる

そうすると大前提として、
こちらからお願いして働きに来てもらうのではなく、
「ここで働きたい」と、まずは選んでもらう存在にならなくちゃ、
なんです。

クラフトビールの仕事をしたい人は僕が思うよりたくさんいて、
つい先日も、ビアフェスでサービングしている時に
「クラフトビールに興味あるんです。ぜひ働かせてください!」と、。
こういうこと、これまでも何回かありました。

扉はいつも開いている

サービング中に言われるのはさすがに困りますが、
選んでもらって、電話やメールで正面から相談を受けたら面接をします。

ビールのことは何も知らなくても、
僕と仕事をしたいと思ってもらった時点で、まずは扉を開きたいんです。

実際に仕事を始めると、
当然ながらブルワリーのことは本当にさっぱりわからない、
初めて聞くビールの専門用語がいっぱいある。
それでもめげずに、興味を持って仕事に集中して、マイペースでもいいから
覚える努力を惜しまない人なら、基本、Welcome! 
年齢も性別も問いません。
 
語弊だらけな言い方になるかもだけど、日頃から

●いろんな経験を積んできた人(先輩?)が、
 まだ経験なく何も知らない人に伝えて教えて引っ張っていく

●ビールのことは何も知らない。経験もなし。
 それでもていねいに伝えて教えて引っ張っていく

そんな必要を感じていて、
同じ目線ではなくても、お互いに同じ目線になれるよう心を尽くして
仕事に前向きに取り組んでいきたいんです。

ここで僕と仕事をしたいと思う人には
きっと何かピンと来ているところがあるんだと思うんです。
そこに希望というか、目に見えない「種」があって、
芽が出て育つかどうかわからなくても、「種」を蒔くスペースだけは
いつも余裕を持って空けておかなくちゃと考えます。

と、思っていても、なかなか難しいんだよなあ。

続きはまた来週に。


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