見出し画像

クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第46話

2024年 1月 12日(金)

年末年始を走り抜け、
タップルーム営業は9日〜13日までお休みをいただいています。
14日日曜日から通常営業です。

僕たちのブルワリーでは 「祝!20歳」企画をスタートしています。
今年20歳を迎える地元のみなさんに
僕たちのビールをプレゼントするという毎年恒例の企画です。
お酒が飲める年齢になって、最初に飲むビールが
僕たちのビールだとうれしいじゃないですか。
ほやほやピカピカの20歳のみなさん、
ぜひぜひブルワリー併設タップルームへお越しください。
20歳の知り合いがいらっしゃるにぜひ伝えてください!

20歳、おめでとうございます🍻


中央線を中心に
クラフトビールの変遷をめぐる冒険


軽くおさらいしてみると、
1995年「深大寺ビール」(調布市・ホッピービバレッジ)
1998年 「多摩の恵」(福生市・石川酒造)
1998年夏に日本地ビール協会(1994年に設立)が主催する
「ジャパン・ビア・フェスティバル」(通称:ビアフェス)の初開催
1999年「カミカゼビール」(立川市・カミカゼビール)
2010年「高円寺麦酒工房」(杉並区・SAKE-YA JAPAN)


2つ前のnote.に
2010年 高円寺ビール工房がスタートしたことを書きました。


さてさて、このタイミングから「飲める店」がオープンし始めます。
ビアバーオープンラッシュ時代に突入ですね。

特記すべきは「クラフトビアマーケット」の登場でしょう。
2011年2月24日、1号店が虎ノ門ににオープン。
全国津々浦々のクラフトビールをつなぎ
まさかの均一料金を打ち出して話題沸騰、
中央線沿線からも通った人、たくさんいるはずです。

中央線沿線(新宿よりも西)の「クラフトビアマーケット」としては
2015年7月、アトレ吉祥寺店のオープンですね。

振り返ると、このビアバーオープンラッシュ時代には、
ビアバーは徐々に増えていったけれど
中央線沿線で醸造を始めたところはありませんでした。

ブルワリーの変遷的には、2010年の高円寺麦酒工房以降、
やや静かな5年間でした。
この5年間に、やがてブルワリーを始める人たちが
せっせとビアバーに通い、日本の先駆者の元、あるいは海外へ飛び、
自分でビールを醸造するんだという夢をあたためていたんだと思う。

高円寺麦酒工房から5年
一気に奥多摩へーーーー🚇!


5年が過ぎて、飲める店が増えて、
クラフトビールに親しむ人が少しずつ増えて、
いよいよブルワリーオープンラッシュ時代がやってくる。

その火付け役ではないかと思うのが、
中央線を一気に西へ、さらに青梅線に乗って終点
東京のどん詰まりでオープンした「VERTERE」だ。

山から降りて飲んだビールが最高においしかった!
という二人が、ビールを山の麓でつくり始めたというストーリーが
とてもシンプルで、とても共感するな。

2015年12月に醸造免許を所得、醸造を始め
2016年3月「Beer cafe VERTERE」のオープンと相成ります。

ある日のラインナップ
入り口の掲示

VERTEREが開店した頃、
アメリカオレゴン州ポートランドでクラフトビールを学んでいた人が!
次にオープンするブルワリーは、その人が手掛けるブルワリーだよ。
(わかった人、乾杯しよう🍻)

続く。


日常のOGABREWING、新しいビール、イベント情報は
こちらで配信しています。

🍺OGABREWING公式ホームページ
🍺Twitter(X)
🍺Instagram
🍺facebook


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?