見出し画像

イベント屋がZOOMイベントに参加してみたら新境地だった #伊東潤の読書会

普段、イベントの主催側をやることが多い私が、いつもお手伝いしてるイベントで、初のテレカン型イベントに参加してみましたよという感想です。個別イベントの感想というよりは、本職の人間がオンラインイベントについてどう思ったかという視点で書いてます。

今回参加したのは、所属してる #コルクラボ で立上の時から関わってる「伊東潤の読書会」です。小説家の伊東潤さんのファンミーティングですね。普段は1カ所の会場に集まってやってました。本日が初のオンライン開催です。

この読書会では「開始-全員でオープニングセッションなど」→「各班でテーマディスカッション」→「全体に向け各班が発表」というざっくりした流れがあります。

恐らく今次厄災をきっかけに世界で最も有名になったテレカンツールのZOOMにある「ブレイクアウトルーム」という機能を使って、1度1カ所に集まった全参加メンバーが、運営側のコントロールで、各班にグループ分けされ、各班それぞれで作品について語り合うという進行です。

私は班のファシリテーター役です。


まず、24人参加の読書会という意味では、ほぼいつも通り楽しめたと思いました。外出しなくてもイベントが楽しいと言うのは新境地でした。思ったことをつらつらと書きます。

いわゆるテレカンの「画面共有」を使うと、参加者の表現力が上がったりするケースもあり、ここは良かったです。リンクを示すよりも、絵を見せるほうが良いですね。

かなり大事だなと思ったのが、話をしない人は「マイクをミュートする」ことですね。ZOOMには音を出した人が画面が優先的に表示される機能があるため、ノイズを出すと顔が出てしまうという難しいところがありまして(テレカンでしゃべる分には良い機能だけど)この「マイクミュート」は徹底したほうが良いですね。

慣れないうちは、音声周りや班分け行動などで戸惑ったりするところもあるかもしれません。これはまぁ慣れともいえるかなと。音声でトラブったときなんらかの復帰マニュアルがあったりすると良いでしょうね。

司会者だったり、私みたいにコメントで笑わせにかかろうとする人は、自分の喋りで笑いが取れてるか、他の参加者のリアクションが慣れないと掴みづらく、少し不安になりますw

逆に言うと、画面の向こうでオーバーアクションな人もいるので、どんな画面で見るか注意すると良いかもです。ZOOMの全員の顔が見えてるモードでイベントに参加するのが良いと思います。(途中まで気づかなかった)

参加者の方に、リアクションで「いいね」と「拍手」が出来ることをアナウンスしておくと、進行的に盛り上がりやすくなるかと思います。来てる側もどんな反応すれば良いかわかると参加しやすいですしね。


また、運営メンバーは、ZOOM内にあるチャットとは別に、LINEグループなどスマホなどでも確認しやすいチャットグループを作っておくと、何かあったときに対応が早くなりそうです。ZOOMにもチャットがあるのですが、ここで運営の話をすると、一般の参加者の人が話しにくくなるかもです。

結論的に、読書会タイプのイベントについては、ちょっと小慣れれば、お金取っても大丈夫なレベルだと思いました。ZOOMなどテレカンをまったくやったことない人が多いと、出来なかったことだと思うのですが、今次厄災を機に利用者がキャズム越えし、出来るようになったというイノベーションだと思います。

自分のイベント仕事に照らし合わせると、単独のトークイベントなどの場合、有料にするには演出面などでもう少し手をかけないと難しいなとも思ったのですが、専門的な内容のカンファレンスなどなら、充分これで通用するかなと思いました。

イベント屋さんで元気なくなっちゃってる方々には、是非ZOOMイベントにチャレンジしてみて欲しいなと思いました。今回、募集に使われたpeatixや、感想を投稿するnoteなんかとも、オンラインイベントで連携機能が出来たら良いなと思いました。そのうち、イベント専用チャットシステムも出来るんじゃないですかねぇと、期待含みにて。

わたしはfacebookだと、会ったことある人しか友達にならないようにしてたのですが、「ZOOMイベントで会った人と友達になる」という初体験をしました。種として進化した気がします。

ともかく、プロでもアマでも、オンラインイベントおすすめです!



特に宣伝することは無いんですが、こないだ開催したイベントです。


Twitterもやってます!フォロー、よろしくお願いします! https://twitter.com/t_kikuchi