マンガ業界Newsまとめ2021/7/1-1
マンガ業界関連の日々のニュースをまとめるページです。
しばらくツイッターで平日正午にアップしていたものを、試しにnoteでまとめてみます。キリの良い所で、また他の方法を試してみるかもしれません。
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■Youtubeアニメがヒット、大手も参入(マンガ動画)
商業出版ではない、Twitterで一漫画家が更新し始めた作品『ヤクザと目つきの悪い女刑事の話』のマンガ動画が、youtubeで1億3千万視聴を達成、Twitterマンガ→Youtubeマンガ動画→大手出版社より単行本発売。という全く新しいルートを辿った事例です。そこに大手出版社も単行本発行で参入という、これまでと逆の流れです。
■お笑いマンガ道場復活!
おおひなたごう先生などが立ち上げられた「ギャグ漫画家大喜利バトル」などもありましたよね。令和の動画時代に流行って欲しい。
■Pixiv社ほかが、海外へのマンガ販売へ向けて自動着色の取組
「白黒漫画は未完成」は、なかなかキャッチ―なタイトルですが、海外の読者からすると、海外発のカラーマンガに慣れた人には、白黒は見慣れず、製作途中に見えてしまうという意味ですね。着色はドラゴンボール、NARUTO、ジョジョなどで昔からやられていますが、コストが問題でした。これが自動化すれば多くのものが読まれるのではという狙いです。
ところで、既にカラー化して販売されてる作品の売れ行きはどうでしょうか。
■マンガ・アニメのNFT化、ジブリも参加
アニメやマンガとNFTということで、早速ジブリ作品などが販売されている様子です。強い版権が、良いで方をし始めるとNFTも普及していくのでしょう。
■短編漫画傑作集発売@小学館
別の意味で話題になってしまった傑作集です。広く作品を読む力のある選者さん達ですので、性差にとらわれず選書されていると思います。読切、短編というのは、大きなビジネスに繋がりにくく、一時は新人の登竜門としての存在になりかかりましたが、Twitterマンガのバズなどにより、新しい見え方も増えたと思います。いずれにせよ、本書は新人漫画家にとっても最高の教科書となると思います。
■まんがたり社の取組。インナーブランディングとは?
単純な広告漫画のお話ではなく「企業の理念やビジョン、価値観を社内全体に浸透させる一連の活動」を、インナーブランディングと呼び、福利厚生、キャリア、企業ミッション、などの浸透をたすけるというもののようです。社内報のマンガがガチ、みたいなことでしょうか。
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一先ず、第1回をなんとかお送りしました。とりあえず、作品関連情報は手軽にツイートへ、業界ニュース的なものはnoteへと振り分けてみます。今後色々形を試行錯誤しながら続けていきたいと思います。お付き合いくださいませー。
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