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イスラム教徒になりたくて1週間ラマダン(断食)してみた感想

毎度すっとんきょうなタイトルで恐縮です。くぼたこです。

タイトルの通りですが、1週間だけラマダン(ラマダーン)やってみたのでその感想。

ラマダンとは

Wiki様だよりで恐れ入りますが

ヒジュラ暦(イスラム暦)での第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。

この月において、ムスリムは日の出から日没にかけて、一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことで、ムスリム同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる。
Wikipedia - ラマダーンより抜粋

上記の通り、毎年イスラム歴9月になるとムスリム(イスラム教徒)は断食を行います。
ちなみに2020年は4月23日~5月23日。

なぜやってみたか

過去記事を色々と読んでくれている方がもしいれば容易に予想できると思いますが、彼女がムスリムだからというのが直接のきっかけです。

まぁ、そういうことです。笑

結婚を見据えて将来的にムスリムになりたいと考えてるので、とりあえず断食でもしてみるかっていうノリです。
彼女もやってるし、どんな感じか知りたかったのです。

くぼたこ的ラマダンのやり方

ルールは単純で、日が昇ってから沈むまでは一切の飲食ができないというだけ。

とはいえ、何をどう食べると良いのかなど、何も知らなかったので彼女にヘルプを求めました。そして言われたのが、

・エネルギー効率の高いものを食べる(=お腹に溜まらず高カロリー)
・寝る前にも軽く食べて水分をしっかりとる
・できれば日の出前に起きて水分をとる

なるほどなるほど。
そんな感じでやってみるかと意気込んでたのですが、初日しか実践しませんでした。笑

日の出前に起きるとか無理すぎてもう…
ラマダン前に買ったバナナは冷蔵庫で黒くなってきています。笑

最終的にやってたのは、

夜にがっつり食べる!水めっちゃ飲む!以上!

1週間やってみた感想

やる前は正直けっこう不安でした。
食べないは大丈夫なんですが、飲まないは未知の体験だったので。

とはいえ日没後には普通に飲食ができるので、起きてる時間で言うと正味10時間くらい。
寝てる時間も合わせると16時間くらい飲まず食わずって感じです。


しかし実際やってみると”案外たいしたことなかった”というのが正直な感想。

というのも、皆さんあまりご存知ないと思うのですが、空腹と同じく喉の渇きも波があるのです。
空腹ってある程度いくと突破しますよね。それと同じことが起こります。俗にいう「渇きの向こう側」です。

何なら朝起きた瞬間の喉の渇きが一番辛かったです。
それを超えるとあとは割と平気です。

ラマダンを通して学んだこと

ということで体調も崩すことなく、身体的には割と余裕だったのですが、きつかったのが人との食事です。

ラマダンやってる期間は友人と2人で暮らしていたので、朝も昼も一緒にご飯を食べれないというのが、精神的に苦しかったというか、申し訳なかったです。

幸い理解のある友人だったので、そこまで文句も言われませんでしたが、あまり異文化を知らない人と遊ぶなどとなると大変そう。

しっかり事前に説明したり、いかに周りの人を不快にさせないかは一つ大事だなと思いました。


来年にはムスリムとしてラマダンしてるのかしら。
自分の将来が楽しみです。笑

こうご期待!

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