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猫のパッケージデザインの裏側

今、新しい商品のパッケージのデザインのお仕事真っ最中。

保護猫がはたらく会社のラブコはユニークで魅力的なモデルさんたち(保護猫たち)がたくさん所属していて、今度は誰にメインビジュアルをやってもらおうか〜なんてワイワイしながら商品を作っています。

一応、家族募集も兼ねてるので、商品宣伝すると猫も一緒に宣伝される、的なもくろみがあるのですが、効果があるのかどうかはいまだに謎です(笑)グッズは大人気だけど、本猫は全くお声かからず、ってことが多いのがラブコ。保護猫たちが頑張って稼いでくれているので、稼ぎ頭がいなくなったらラブコが困るだろう、ってみんな遠慮してるのかなあ。心配は不要なんだけどなあ。。

さて、本題ですが、デザインの仕事はとっても楽しい!のです。私は美大を出たわけでもなく、プロのデザイナーとかイラストレーターの仕事をしていたわけでも全くないんですが、子供の頃から絵を描いたり、工作を作るのが大好きで。動物、お絵かき、工作が私の大好きなものでした。なんですが、将来の計画を立てて一つのことを成し遂げる、みたいなの不得意で、人生は一回しかないんだから、思いつくままいろんなことやりたい、って感じで、早くから人生設計とか立てるのがつまらない、と感じていたくちです。

中学生の時に学校で座右の銘を決めろと言われ、ケセラセラ(なるようになる)、と書いたら担任に呼び出され、保護者面談でもぐちぐち言われました。。先生的には「石の上にも三年」とか「なせばなる」、とかそういうのを期待してたらしいですが、何を書こうと私の自由じゃないか、と憤慨しました。うちの親は良い意味で?放任主義だったし、多分担任の嫌味も聞き流してたと思います。

何が起こるかわからないのがワクワクして楽しい、といえば聞こえはいいですが、まあ行き当たりばったりに生きてきました。そういう感じだったので、捨てられていた猫に出会って今があるわけです。
そして、40も半ばになり、ぐるりと巡って結局子供の頃に大好きだったことをして生きています。

保護猫をモデルにしたグッズのパッケージデザイン、なんて遊びみたいに楽しい仕事ができて幸せです。買ってくださる皆様に本当に感謝しています。

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試作してる時が一番楽しい〜!

今、作っているのは「うずら」と「おはぎ」という、TNRの現場で保護された元野良猫の美人親子のパッケージデザイン。

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写真を加工してデザインすることもあれば、イラストを描くことも。

ラベル

⬆️は作ってはみたものの、商品に組み合わせてみたらイマイチで、ボツにしました。

猫のデザインで一番困るのは、試しにプリントアウトした紙ですら捨てれなくなってしまうこと。猫の顔が印刷されてるとゴミ箱にポイできない。。。

というわけで、いつもハレパネにくっつけて、オフィス内のデコレーションに使っております(笑)

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いっぱいできた(笑)

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ひっつき虫でぺたぺた貼り付け。

まあ大体こんな風にいつも仕事しています、って全然参考にもならないか(笑)

猫の絵を描くときは、モデル猫にべったり近づいて怒られながらやっております。

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後ろ姿がどうなってるかとかも大事。うずこ、変な模様だな。お尻のとこだけ白いとか笑える〜w

そうそう、大体のパッケージデザイン案ができたら、実際に商品をセットしてみて、こうした方が可愛いとか、タグをつけた方が可愛いね、とかさらに色々付け加えたくなり、どんどん仕事が増え、結局発売日直前にテンパる、というのがいつものパターンです(笑)計画性のない、じゃなかった、閃き型のふたりがやっているもので。。

そういうわけで、もうすぐ新しい商品が発売しますのでお楽しみに〜!

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よろしければラブコCATSにギャラをお支払いいただけると、猫たちが喜びます!