苦い思い出

昔話の割合が増えている気がする。

娘や息子に指摘されていないけど、自分でそう思う。

年とった、と一言で済ませたくはないのだけど、そう思わざるをえない。

土曜日に、『バックトゥザフューチャー』をTVでやっていましたね。皆さん、視聴しましたか?

という、私は見ていません(笑)

この映画が公開されたのって、私が小学生の頃らしい。大ヒットして、その数年後、『〜2』も『〜3』も制作され、さらに大ヒットしていた記憶が。マイケル·J·フォックスの代表作と言ってもいいでしょう。

と言うけど、当時も私は見ていません(笑)←2回目

個人的に苦い思いがあって、見なかった、というのが真相。マイケルが悪いわけでもなく、頭モジャモジャの博士が悪いわけでもありません。

ただ単に、高校生の頃、好きだったダンシとそのカノジョ(女子で一番仲がいい子だった)が、その映画を見に行く話をしていて、なんか気に入らなくなっちゃったんだよね。

私は、二人が付き合っている時点で失恋しているわけだから、映画を見に行こうが、ご飯を食べに行こうが、気に入らないなんて言えた立場ではないんだけどね。失恋したから、はい次!、って切り替えられるほど大人でもなかったのですよ。

しかも、そのカノジョ、こう言ってました。
「全然その映画に興味ないけど、行かなくちゃダメかなぁ?」

な、なにぃ!
映画にカレシと行けるんだもの、興味なくても行くべきでしょ!
贅沢よ!

って、恋愛経験なさすぎの高校生の私は思いましたわ。でも、今になれば、わかる。

カノジョが興味ないような映画に誘う男のほうがクソだわ←言葉悪くてごめんなさい。

そんなことを一気に思い出し、つい子どもに話してしまいました。息子は苦笑いだったな。

そして、冒頭の文に戻るのです。

ちなみに、カノジョのほうとは、今だにお友達継続中。

カレとは、友情の継続にはならず、絶交したのでした。

このあたりの話は、また別の時に。




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