![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116250848/rectangle_large_type_2_d0498b0222206c3615483ef9a690bbcf.png?width=800)
暗号資産のいろは 【3.ビットコインとテザー】
トップページはこちら
前回の記事で暗号資産の本質は「形のないものを所有し、安全に、どこにいても、すぐに送ることができる」ことだと学びました。
さて、ひとえに暗号資産といってもその種類は数多くあります。
ですが、全部を覚える必要はありません。最初は2つだけ、覚えておけば十分です。
このnoteでは暗号資産の世界で王様と言われるビットコイン(BTC)と、暗号資産の世界で通貨の枠割を担うテザー(USDT)について説明します。
暗号資産の世界は詐欺的な商品も非常に多いです。
知識がついてくると余計に騙されやすくなるので、始めは定番の暗号資産だけ覚えましょう。
資産としてのビットコイン(BTC)
暗号資産の代表格としてまず挙げるれるのが「ビットコイン」です。世界初の暗号資産であり、テレビなどでも報道がされていたので、最も知名度が高い暗号資産だと思います。
ビットコインは誕生当初は 1BTC=約100円 と非常に安価でした。しかし、2023年9月現在では 1BTC=約400万円前後 の値段で推移しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1696391739867-OMNUMs5wFn.png?width=800)
それだけ今ビットコインは希少であり、人々から注目され、価値があると思われている証拠なのです。
さて、ビットコインがココまで注目される理由として、
・総量が規定されている (増えすぎて無価値にならない)
・国際的に価値が普遍 (世界中どこでも、同等に評価されている)
・価値の保存が可能 (腐ったり、錆びたりして劣化しない)
という特徴から、金(ゴールド)との共通点が多いことが挙げられます。それゆえビットコインは「デジタル・ゴールド」とも呼ばれています。
金は戦争やコロナなど社会情勢が不安定な時に買われる性質がありますが、実際に金の延べ棒などを購入して保有することはとても大変です。
そこで社会情勢が不安定な時、人々は金ではなくデジタルな資産としてビットコインを買うようになったのです。
通貨としてのテザー(USDT)
前回も説明した通り、暗号資産の本質は「形のないものを所有し、安全に、どこにいても、すぐに送ることができる」ことにあります。
400万円分の価値のある1BTCを送るよ~
1BTCを受け取ったよ~
という作業が世界中どこに居ても、数分でできてしまいます。
しかし、ビットコインは価格の変動が激しいので
あれ、貰った1BTCの価値が200万円になってる!
なんて事が起こり得てしまうのです。もらった側はひとたまりもありません。
このようにビットコインはまだまだ価格の上下が激しいため、資産にはなるが通貨としての機能は期待はできません。
そこで通貨としての暗号資産テザー(USDT)が登場します。
テザー(USDT)は米ドルと連動している暗号資産で、3番目に時価総額の高い暗号資産です。(1位はビットコイン)
Tether Limited社によって運営されていて、1ドル=1USDTになるよう調整しています。
米ドルの価値は、アメリカの銀行(FRB)によって制御されているため、一日の間に何倍も変わることはありません。
強いて変わるとすれば、為替の影響を受けるのでドルに対して他の通貨(日本円など)としての価格は上下します。
![](https://assets.st-note.com/img/1696391704596-xe28AQK4wT.png?width=800)
つまり、テザーを使えば皆が共通の価値の基軸を持ち、安心して、暗号資産の送付を行うことができるわけです。
テザーのようにこうした、特定の資産と同等の価格に調整される暗号資産は複数あります。それらを総称して、ステーブルコインと呼びます
テザーはステーブルコインの中でも時価総額がもっとも高いことから、価格が安定しやすいです。
では、ビットコインやテザーという暗号資産はどこに行けば手に入るのでしょうか?
次は暗号資産を購入することができる、取引所のお話です。
・・・
主要なコンテンツはこちら
プロフィールはこちら
アフィリエイト活動の方針はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?