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暗号資産のいろは 【2.暗号資産の本質】
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前回の記事で「デジタル上で所有権を証明できる資産」のことを暗号資産と呼ぶことを学びました。
とはいえ、「形のないものを所有する」という概念は21世紀初頭を生きるわたしにとっては全くの新しい概念です。
この新しい概念のどこが革新的なのか、もう少し踏み込んで見ていきましょう。
財産の送付が簡単にできる
再三の説明になりますが、暗号資産の定義は「デジタル上で所有権を証明できる財産」のことを指します。
そしてデジタルな特性を活用することで、その真価を発揮します。
それが、財産の送付です。
元来、資産と呼ばれるものは車や持ち家、冷蔵庫、宝石、株券 等々、
実物であり、形や重さがあります。
そのため
ブラジルにいるAさんに財産を届けよう
と思っても、届けるには非常に手間とお金がかかるわけです。特に土地などは不動産と呼ばれるだけあって、持ち運べません。
それが暗号資産なら、日本からブラジルにいるAさんの元にだって、ボタン一つでパッと届けられるのです。
もちろん、もちろんブロックチェーン技術によって守られているので、送付する際に別の誰かに盗まれたりはしません。
暗号資産の送付後は、所有者の名前も「Aさん」に切り替わっています。
デジタルが強みなんだとしたら、財産をお金に変えて、銀行を使って国際送金をするという方法も類似性が高いですね。
ですが、この国際送金は各国の銀行のチェックを通さなければならないため、手数料や手間が非常にかかります。
そういった観点から、暗号資産の「形のないものを所有し、安全に、どこにいても、すぐに送ることができる」という特徴がとても革新的なアイデアなのでした。
そして、とある天才が思いつきました。
このブロックチェーン技術を応用して、世界に2100万枚しか存在しない所有者の証明できるデジタルコインをつくってみよう。
こうして、ビットコインが誕生したのです。
次は、代表的な暗号資産ビットコインやテザーとは何か説明していきます。
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