駆け出し 2

前回書いた記事の続きです。

タイトルは駆け出しですが、自分が体験した奇跡について。

特にYouTubeでの動画公開は、どうせ自分には機材も揃ってないし無縁だなって、数年前は諦めていましたが、

ここ最近は誰でも簡単に撮影して公開出来ます。

登録の手間はありましたが。

私はYouTubeを始めた時は、「自撮り棒とかで観光撮影とかするかぁー」程度だったんです。

映像を教えてくれた人が、ガチの撮影、ガチの編集、その他諸々の知識をぶっ込んでくるんで(笑)、そうしたら、クライアント様から頂く撮影の仕事もやるようになり、現在はYouTube自体も趣味ではなくなったんです。

撮影の仕事をいただいた時は、新鮮で嬉しかったのですが、その世界に入り込むと、

見えていない作業とか、所作が沢山あり、ワクワクは直ぐ緊張とか苛立ちなどの、いろんなネガティブに囚われていくようになったのです。

「なんじゃこりゃーっ!」「こんなつもりじゃなかったのに!」「意味わかんない、出来ない、私辞めます!」

「なんじゃこりゃーっ!」以外のセリフは常に、ローテーションして映像の恩師に吐いてました。

この恩師に会ってから私の人生は180度変わっていくのですが。

出会う前の自分ではいられないくらい、私はギャーギャー煩い女になっていきます。(汗)

この話、また擦れていくのですけども、相手はツインソウルって奴なんですね。

精神世界の用語ではソウルバディとか、ツインレイとか呼ぶみたいですが、呼び名も、そういった概念も自身の体感でしか分からないので文章で伝えるには限界があります。

話を戻すのですが、そんなギャーギャー騒いで、ピーピー泣き、ブチギレ、逆ギレ、勘違いという理性が利かなくなった状態のまま、恩師の猛スピードについて行くのでした。

外でバイトしながら、休みの日は殆ど映像の仕事で埋めていた自分は、結構必死だったかも知れません。

思うように出来なくて、苛立って、月1で体壊したり、何度も辞めようと抗ったんですけど、その度に恩師には辞めるなと説得され、自分も辞めた後の状況を想像するんです。

そうしたら、更に怖くなったんです。

辞めたら自分何も無い。

あ、これ自分崩壊するなって。

当時掛け持ちしていたバイトも、本来やりたい事ではないし、メンタル的に長く続くものでは無いと分かっていたので、後先考えると絶望的でした。

これやるしか無いんだなって、腹をくくれる器では無いので、ぶつかる度に、あとこれだけやったら辞めるか考えよう、そんなふうに自分の中で契約期間的な区切りを作って、なんとかここまで来た感じです。

未だに恩師とは、ぶつかりますし、相変わらずギャーギャー騒ぎながら映像のお仕事を続けています。

結局この方のお陰でYouTube出来てるんですよね。

それでいて、いろんな分野で知識や技術を身に付けられて、最終的には感謝しかないのですが、そこまでのプロセスが厳しく感じます。

多分大半の人は耐えられない。

むしろ耐えなくて良いよって思うくらいです。










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