漫画はやっぱり良い

今は映像のお仕事を主軸にしていますが、元々は漫画家志望の自分。

過去に1度だけ、少女漫画誌に投稿したこともありますが、当時は本当に描きたい、伝えたい事があやふやな状態で、作っていました。

技術よりも、人生の経験不足だったなと今は実感しています。

それでも、友達にも手伝ってもらって、一緒に作る過程の楽しさと、投稿するというゴールまで達成できた喜びは、非常に大きいものでした。

身内以外の、誰か(編集者さん)に読んでもらって、評価の手紙が届き、ランクももちろん最下位で、納得もしてたんですけど、どこかしょぼくれて、次も作らなきゃって思ったけど、描きたい事が思いつかず、そこで描くことにビビっちゃったんですよね。

ある意味それで正解だったのですが、そこからまともにイラストすら描かなくなり、仕事、仕事、お金、生活費みたいな日々を送り続け、4年程漫画もあまり読まなくっていました。

今年に入ってから、深夜に電子コミックを読み漁るようになりまして、久々に良い刺激を受けています。

自分も描きたい!という初心が蘇ってきました。

それと友達と漫画の話をしていた流れで、「またloveの漫画も読みたい」と言って貰えた事がとても嬉しく、やる気を起こしてくれました。

日々思いついたネタやセリフなどは、プロットというアプリに書き溜めておいているのですが、初めの企画段階がどうしても苦手です汗


YouTubeの動画制作でも企画作りはやりますが、私はプロデュース力がなく、どうしてもディレクション寄りなのです。技術はそれなりにあっても、内容の面白さや惹きつけるものの見つけ方というのか、下手なのですよね。

漫画のストーリー作りを進めるために、私は過去の経験から引っ張り出したやり方で取り組むことにしました。

携帯小説が流行っていた時代、私も書いて何作か公開していたのですが、その時の要領でズラーッと文章を打ち込んでストーリーを進行させていくのです。

この段階は下書きなので、とにかく思いつくとおりに殴り書きでひたすら打ち込みます。

そうすると、ざっくりな文章からでも、描きたい情景が見えてくるので、次のネーム(絵コンテ)作業に入りやすくなるなと思いました。

漫画を描くための参考書なども何冊か読んだりもしましたが、ネタ出しやストーリの作り方は本当に様々で、自分に合ったやり方を見つけてやるのが大切だと、私が読んだ本には共通して記されていました。


過去のやり方で不要なものもあれば、更に変化を加えて活かすやり方もあって、遠回りした過去も無駄では無いなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?