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アンデルセン童話がより身近に感じられる「もうひとつのアンデルセン童話」

「みにくいあひるの子」を読むついでに借りてみたのですが、これがするっと読めて面白かったので、ご紹介します。

船橋アンデルセン公園が出てくる

主人公は鉄道会社が発行している小冊子に寄稿している作家なのです。それで、船橋アンデルセン公園に取材に行くのです。船橋市民なら、いや、そうでなくても、「お?」と気をひかれます。

話はみにくいあひるの子、人魚姫、裸の王様

白鳥など、童話の関係者が登場して、物語をしてくれる、というものです。「もう一つの話」という設定も面白いです。

説得力あるように感じました

原作には童話ならではの真理というか、「なんで?」ともやもやすることがありますが(たとえば、みにくいアヒルの子で、助けてくれたのに勘違いして農家であばれてしまう)、この話はそういうことはなかったです。

そして、あひるの子が飛べるようになって白鳥になったとか、人魚が実は悪い奴だったとか、奇想天外なのですが、それもあるかな、と思わせる説得力があるのです。

本には3つの童話が納められていますが、もっと違う物語も読んでみたいです。

船橋では人気です

図書館で予約待ちの人気作品です。

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