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キンモクセイの香りをプレゼントしたいです

この季節、ご近所のあちらこちらからキンモクセイの甘い香りが漂ってきて、忙しさにきゅっとしている気持ちをやわらげてくれます。10月17日は仔縞楽々先生がお描きになっているマンガ「ハレルヤベイビー」の桜咲冬夏くんのお誕生日。冬夏くんはお菓子を作るのが得意だしお花も好きなので、キンモクセイのシロップを作ってみました。


摘みます

素敵な香りに囲まれながら、きれいに咲いている花を手で摘んでいきます。20分でこれぐらい。これで10gくらいです。後処理もあるので、欲張らないようにしたほうがいいかもです。


花の軸やゴミを取ります

紙に広げて、紛れ込んでいるゴミとか虫とかを取り除きます。この作業が細かくてちょっと辟易します。ここは粘りどころです、がんばれ。花の軸は、取ったほうがきれいだし、口当たりが良いです。雨の翌日なので、雨がきれいにしてくれたとみなし、この度は自己責任のもと水洗いは省略。そういうわけで、その分もよくよく見ました。

火を通して瓶詰めします

レシピによると、ワインあるいは水、砂糖の分量は花の2倍のようでした。10gなんで、ちょっとしかできないね。
ワインはないので、簡単にみりんを使ってみました。
沸騰させてどぼっと入れて2分くらい加熱。

パンケーキにかけたり、お茶に入れたりする

できました。
パンケーキにかけたり、お茶に入れたりできます。
ワインにプラスすればカンタン桂花陳酒になっちゃいますし。あ、高校生はお酒だめよ。

キンモクセイは2度咲く

ふと考えた。2倍の量とは、グラム数ではなく「かさ」ではなかったのかと。

でも大丈夫。
キンモクセイは2度咲く。
不思議ですよね。007みたいだ。
ですので、1度めを逃しても2度めをじっくり待って作ればよいのです。

去年、今年と作ってみて思ったのですが、オレンジ色が鮮やかな時に摘むとドライにしても色あせなかったりするので、シロップにおいても、きれいに咲いているときに摘むことが出来栄えが良くする秘訣だと思います。

桜咲冬夏くん、お誕生日おめでとうございます!

「冬夏」って、不思議な名前。夏と冬。暑いと寒い。なんなの? で、調べてみました。
「冬夏青青」という熟語からきているのですね。

  どんなときも変わらない固い信念のこと。
  固い信念を一年中緑色の葉をつける常緑樹にたとえたもの。

確かに、冬夏くんが都を思う気持ちはゆるぎなくて、ほんと、名前にふさわしい人に育ってるなあと思いました。

お庭は今年も天竺牡丹が満開なことでしょう。都くんと一緒に、健やかに、幸せな毎日が送れますことを心よりお祈りいたします。



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