見出し画像

【不動産業界】賃貸仲介編②

投稿が遅くなり申し訳ございません…
まだ始めて3日目なのに情けないです。
気を引きしめて、取り組みます!

前回の続きになります。

前回話した内容は
○賃貸仲介とは何か。
○賃貸仲介はどのように利益を上げているのか。
→多くの利益を上げるには、3つのポイントがあり、
 ポイントの1つが「取り扱っている物件」である。

それでは、今回は2つ目のポイントの「対応エリア」から話していこうと思う。

○「対応エリア」

一般的に「対応エリア」は広ければ広いほど、取り扱っている物件数を多く出来るため、多くの売上を上げることが出来る。
しかし、そうした場合、地域に根差すことが出来ず、"独り占め物件"の取り扱い数が少なくなり、複数社が取り扱っているような物件を取り扱うことになる。

不動産業全般において、地域に根差すことは大切な要素の一つである。

なぜ地域に根差すことが大切なのか。

わかりやすい例をあげると、よく見かける町の昔ながらの小さい不動産屋さんを想像して欲しい。

町の不動産屋さんがなぜ成り立っているのか。

それは地域に「根差している」からである。
何十年もその地域で不動産仲介業をやっているため、地元の大地主との関係が築けていたり、その地域では信頼のある不動産屋さんなのである。
→そうすると、地元の大地主が新たにその地域で賃貸マンションを購入や建設した際に、"独り占め"することが出来る訳である。
(※これはあくまでも一つの例として、取り上げているため全ての町の不動産屋さんがこのような訳ではない。)

つまり、ただ「対応エリア」を広げればいい訳でもないということだ。

では、大手仲介会社が「対応エリア」を広げている選択はどうなのか。もう少し詳しく見ていこう。


「対応エリア」を広げる方法は2つある

①土地の時点から、地主にアプローチし、その土地に自社で賃貸物件を建設させてもらい、地主にその物件のオーナーになってもらう方法
②フランチャイズ展開を行い、町の不動産屋さん等の不動産会社にフランチャイズ店として営業してもらう方法

実際の例を取り上げて説明していこう。

①の方法で対応エリアを広げているのは

例:「いい部屋ネット」を運営している 大東建託グループ etc...

大東建託グループは10年連続で賃貸仲介件数1位を獲得している賃貸仲介会社の最大手である。
以下にソース元を記載。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000035668.html

note 不動産業界 賃貸

②の方法で対応エリアを広げているのは

例:アパマンショップ、センチュリー21 etc...

アパマンショップは賃貸仲介店舗数1位であり、
日本で最も「対応エリア」が広いと言っても良いかもしれない。
以下にソース元を記載。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2297

フランチャイズの方法で対応エリアを広げている大手賃貸仲介会社は多い。
(※フランチャイズの仕組みについては別の機会で話そうと思う。)

※実際のところ、大手賃貸仲介会社はグループ化しているため、上記の両方とも行っていることもある。
あくまでも代表例を記載している。

つまり、「対応エリア」を広げることで、取り扱っている物件数を増やして、多くの利益を上げている賃貸仲介会社はグループ力やブランド力があることで成り立っていると言える。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回は「仲介手数料」について話そうと思います。
このポイントは、不動産業の暗い部分でもあり、この仕組みを理解することで、賃貸物件を探す際に活かせる情報になると思うので、是非読んでいただければと思います。


少しでも価値を感じていただけたらサポートお願いいたします🙇🏻‍♂️ これからもみなさんのお役に立つような記事を書くよう精進いたします!