過去との上手な付き合い方
前向きに思考が向いている時と、過去に囚われて停滞してしまう時がある。私は、とても色々なことを気にし過ぎてしまう性格だと自覚している。
過去を参考にするのは大事。
過去を反省し活かすことも大事。
でも過去に囚われてしまうのは良くない。
どんなに後悔する出来事も過ぎてしまえば過去になる。今後の行動を悔い改めることは出来るけど、戻ってやり直しは出来ない。
スピリチュアルな見識を読み、人生は魂を成長させるゲームのようなものと理解したけれど、ゲームのようにリセットはできない。
全ては経験として蓄積されていく。
私の10%ほどの顕在意識は、勝手に良い・悪いを判断してしまうが、残りの潜在意識と超意識である大きな視点からすれば何事もただの経験にすぎないのだろう。
悪いと思った出来事も、そこから学び、改め、変化することができれば成長になる。
良いと思った出来事も、栄光に囚われてしまえば、そのピークよりも上に行くことはできない。
人を傷つけてしまったことへの後悔も、もっと頑張れば良かったと自分の怠惰を恥じることも、今の自分のレベルに気付き、変わることを決意して行動に移せば、成長に繋がる。
過去の良いと思う出来事も、あの頃は良かったと思考が留まり続けていたら、そこからは新たなインスピレーションは生まれず、今後の成長には繋がらない。
良いと悪いは紙一重。表裏一体。
全ての出来事は、その瞬間に自分が選択した行動の結果であり、そこから何を学び成長するかが人生の重要なことなんだと思う。
悪いことがあるとすれば、やり直せない過去を気にして後悔するだけで行動を変えないこと。結果に良い・悪いと名前をつけて、一喜一憂してしまうこと。
刻一刻と過去に変わっていく今を冷静に見つめ、これまでに生きてきた知識を使い、その時々の最適だと思える選択をし行動する。
その繰り返しが地に足をつけて生きるということ。今を生きるということなのだと私は思う。
どのような出来事も、その時の私が成長するために必要なことなのだろう。成長するには経験値はたくさんある方が良い。
どんな出来事も神様からのプレゼントだと思っていれば、何かに落ち込むことも少なくなる。
成長真っ只中の子供達にも、過去に囚われている方にも、正しい過去との付き合い方、前を向いて生きることの大切さを伝えていきたい。
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