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ギブアップ

ギブアップ。
同僚のナースSさんが嫌。
一緒に働くのが辛くなるから、嫌いたくなかったけど、嫌悪感を抱く自分を赦す。
 なぜ嫌いなのか。

依存的
動かない
怠けている(ように見える)
仕事がいいかげん(に見える)
ミスを反省してない(ように見える)
みんなでやる仕事をやらない。
自分の仕事ばかり優先。
他者のフォローは皆無。

他者は自分の鑑という視点から見ると
私の中にそういう側面があるのかと自問してみる。
いや、無いぞ。
では、こうあるべきという私の固定観念を見せつけられているのか。
…それはあるかも!

 自分の思いを行動に一致させた方が良いと思いました。
それで、動かないSさんに言葉で伝えるようにしました。
 私「Sさん、手が空いていたら◯◯に行ってくれませんか? 」
S「え、まだ早くない?」
私、「担当のAナースはもう始めています。私は今から記録があるので、申し訳ないですがお願いします。」
S「5時からじゃなくていいの?」

 いつもその15分前からみんなスタートしてるんだが。やってないからそうなるじゃんバカ
と言わなかった私はエライ。
 
 リーダのナースから、みんなでやる仕事の時には来るようにと言われていたが、

S「あ、すみません。いつも仕事に夢中になっちゃうと忘れてしまって。今日は久しぶりの◯◯担当だったから〜(言い訳ペラペラ)すみませんね、皆さん。」
 
伝えれば素直に動いてくれることには感謝。
人を変えることはできないんだから、自分の言動を変えてみよう。
 私は人に強い言い方をする人が苦手。
だけど、Sナースのようなタイプの人と初めて出会い、自分の中に怒りが込み上げ強く言いたくなる気持ちを知り、私の中にもこういう側面があることを知ったのだった。
 ◯◯が嫌いだから我慢できないとプンプン怒って辞めていったナースに
プンプンしなきゃいいのにと思ってたけど
きっと今の私みたいな気持ちだったんだなぁと、
自分は穏やかで優しい方だと思っていたけど、私にも同じものがあったんだなぁとしみじみ思ったのであった。
 
仕事はちゃんとやりたい。
仕事量が少ない人は多い人を助けてほしい。
助け合って気持ちよく仕事したい。
甘えるな!

それが私が仕事で相手に押しつけている固定観念なんだなぁ
自覚できたのは彼女のおかげだ。
「このやろう」
と思ってしまう私を赦しつつ、どうしたら気持ちよく仕事できるかを模索したい。

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