この世を変えるためにわたし達にできることとは?

今、七夜物語という童話を読んでいます。

その下巻の第六章にこのような文章があるのです。ちょっと長いのですが、お付き合いください。

おまえたちは、モノに心があるなんていうことを、想像もしなかった。おまえたち人間は、いつだってそうなのですよ。モノだけじゃない、人間と同じイキモノである動物や植物に対してだって、そうなのです。もっと言うならば、自分たち人間の仲間にだって、同じ。おまえたちは簡単に憎んだり愛したりするくせに、ほんとうのところは、自分でないものを、自分と同じくらい大事にすることなど、決してできないのですよ。

おまえたち全員、仲間同士で傷つけあい、仲間でないものをも傷つけ、地球上で我が物顔にふるまっている、人間たち。そういうおまえたち全員のことです。

ぼくはぼくのことは何とかできるけど、人間全体のことなんて、どうもできないよ。

それで何もできないから、おまえは、おまえたち全体のことに何の責任も持たなくてもいい、こう言うのですね。

七夜物語より

世の中が悪いのは誰のせい?


今、世の中が混沌としていて、だれもその世の中に責任を取っていないように見えます。

首相が悪い、毒物の入った注射を導入した政府が悪い、いや、開発した製薬会社だ、それよりも影でそれらを操っている者たちだ。

一つ一つ挙げていけばキリがありません。
もちろん、まったく分かっていない方々に伝えるために、声を大にするのはいいのですが、聞く耳持つのは同志ばかり……。

それじゃあ、この世の中、変わらないじゃん。

でも、先ほど引用した物語の一説を振り返ってみると、その原因はあなた個人にある、と言われているのも同じなのです。

いや、がつ~んときました

小説の中の話だと受け流すことができなかったのです。

わたしはこの一説を読んでから、ずっと頭の隅で「わたし個人が何ができるのだろう?」と考えていました。

以前にも同じことを言われていた


実は……。

去年6月に参加した神人さんの宇都宮講演会のとき、同じようなことを会場のメンバーに言われたのです。

「こんな世の中になっているのは、あなたの責任だ」と。

そのときは私にできることはよくわかっていませんでした。
どうすればいいのだろう?と。
でもいつの間にか深刻に考えるのをやめていました。


わたしたち個人ができることとは?


さて、その問い「人間全体の問題に対して、わたし個人ができることとは何か?」にたいする答えです。

それは大日月地神示後巻に書いてありました。

初めからやり直しなされよ。土、水、氣、火、尊びなされ。山、川、海、湖、雨、風、雷、岩、木、草、虫、獣、人、尊びなされ。御身体様、日々感謝なされよ。世の建て替え立て直し、まずは拝む教えからじゃ。どんどん変わりますぞ。変わられますぞ。変えてゆくのぞ。よいか、そなたが変えて参るのぞ。できることから進めなされよ。
皆々手繋いで変えてみなされ。

大日月地神事示 後巻 四十三 P229


森羅万象を尊び、自分の肉体に日々感謝する。
これが答えです。

数日頭にこびりついていたやるせなさが溶けていきました。ありがたいです。


もし、あなたも今の世の中に嫌気がさしていたり、新たな無害な世が早くこないかな?とただ待っているだけだったりしたら。
この答えを実践してみることは、あなたが世の中を変えていく1人になることです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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