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生きてる奇跡・番外編

思い出せる限りの奇跡だなと思うときを綴ってきましたが、とりあえずこれが最後の奇跡です。

五歳年下の妹の第一子、姪っ子について。

ある偉人の話では、なかなか言葉を話せるようにならなかったが、最初の言葉が『スープが熱い』だったとかなんとか。
元V6の岡田くんも、なかなか言葉を話さず、最初の言葉が『それは違うと思う』だったとかなんとか。

姪っ子も、もうすぐ三歳になる頃になってもお話が出来ませんでした。
もちろん自分のお名前も言えませんでした。(今やピーチクパーチク女子だなぁ🤣というくらい喋ります)

そんな二歳の終わりのころの出来事。

お買い物に行く時間になった妹は、乳飲み子の第二子を抱っこして、出かけようとするも、姪っ子が遊ぶのをやめないので、『お部屋を片付けないと連れて行けないよ』と、お部屋で遊ばせてる間に買い物に行ってしまおうと出掛けました。

マンションを出ると、目の前は車の通行も多い大通り。
エントランスを出て右にも左にも大人の足で10分ほどの場所にスーパーがあるそうで、いつも頻繁に行くのは右のスーパー。

この日は左のスーパーへ向かったそうです。

買い物を済ませ、家に帰ると、家の中は綺麗に片付けられ、静まり返っています。

家の隅々を探すも姪っ子の姿は見当たらない。

玄関の前に、踏み台があることに気づきました。

踏み台を使って鍵を開け、外に出た??!

エントランスもオートロックの重い扉。
1人では開けられる扉では無いはずだけど…

まさかと思って、いつもの右手のスーパーへ行ってみたそうです。

お店のおじさんに、聞くと、あぁ! と。

よく見かける女の子が1人で来たけど、お母さんの姿が見えないし、お話は出来ないしどうしようと困り果てていたら、お向かいの郵便局の人達も気付いて出てきて、郵便局で保護してくれてると。
もうしばらくお母さん見当たらなかったら警察に連絡しようってことになってましたと。

郵便局へ行ってみると、姪っ子は貰ったシールで遊んでもらって泣きもせずご機嫌だったとか😂

大通りに面した大人の足で10分の道のりを、二歳の子が一人で追いかけていったと思うと、本当に何事もなく無事で良かった…

姪っ子は色々な意味で肝が据わっていて、子供に多い病気をしてしばらく入院したこともあったのですが、アンパンマンのYouTube見せてもらって注射もへっちゃらだったそう。

と、いうお話。

当たり前の毎日は当たり前では無いけれど、
四六時中それを意識するなんて難しい。

きっと、大きさはそれぞれでも日々沢山の奇跡の連続で生かされている。

個人的には、答えの出ない生きている意味を考える必要はないと思っていて、

〝今、生きてる〟この事実だけで良いと思います。

何が出来るか、何をしたいか、悩み過ぎて生きてる意味を見失う人もいると思うのですけど、悩むなら、頭空っぽにしてただ呼吸だけしよう。

それだけで、奇跡です。

奇跡的に死ぬって聞いたことないし。

大それた事を言うつもりもないですけれど、
私自身、さまざまな事を見失い、生きてる意味も価値も、見失ったことがあります。

奇跡的に生きています😌

生きていれば色々あるので、また見失うときがあるかもしれないけれど、そんなときは、まず、母がいて父がいるから私がいる。それを感じたい。そう思います。

おしまい✨


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