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スキンケアjourney 続・葛藤のさなか

運命のスキンケアを探す旅、スキンケアjourney(まんま)。まだ旅の途中ではあるが、ここにきてトラブル発生である。

まさかの敏感肌発症

なんと、この私が俗に言う“敏感肌”らしきものになってしまった模様である。どういう状態を敏感肌というのか、正確な定義はわからないが、とにかく肌が痒い、ヒリつく、常に刺激を感じるような状態。これが敏感肌なるものだろうと勝手に思っている。

敏感肌とは無縁の人生を今まで送ってきたのだが、一回だけ同じような状態になったことがある。
娘を出産した後である。ちょうど一年前の今頃。
産後のマイナートラブルのうちの一つであった。

今まで使っていたスキンケア用品がとにかくダメになってしまって、慌てて安定のエトヴォス様に戻り、すっかり肌が元気になってからはまた色々浮気。

しかし今回は産後でもないのに。困ったものである。

色々原因はあろうが、恐らく、色々なスキンケアにトキメキすぎて、短期間に色々と試しすぎたこと、季節の変わり目、生理周期のホルモンバランスの乱れ、育児による睡眠不足・疲労・ストレスなどなどが重なったことによると思っている。

寄り添ってあげる、キールズと共に?

こういう時は下手なことをしないで、とにかく優しいスキンケアを最低限するだけ。あとは回復するのをじっと待つだけだ。

とはいえ、スキンケアはしない訳にはいかない。
顔を洗わない訳にはいかないし、洗うからには保湿をしなければいけない。
悲しい哉、シワや毛穴やシミなどへの対策も怠ってはいけない年齢なのである。

前回、私のスキンケアにおける思いと迷走っぷりを華麗に披露させていただいたが、あれからまた新たな相手に出会った。

キールズである!

キールズのかの有名なカレンデュラトナー世界で1秒に6個?!売れているとかいう(正確な数字は覚えていない、、全然違うかもしれない)伝説のクリーム

一度試してみたかった。
カレンデュラトナーは敏感肌にはもってこいだし、そもそもキールズというブランド自体、元々はニューヨークの調剤薬局から始まったとかで、薬系、医学系の匂いがするので安心感があったのだ。

コットンパックの呪縛ーキールズとの別れ

期待して使ってみたキールズ。
まずカレンデュラトナーであるが、見た目はとても素敵である。カレンデュラの花びらがそのまま入っているので、ハーバルアクアリウム的な、不思議なビジュアルがこちらの気分を高めてくれる。

だが残念ながら、使用感は好みではなかった。
香りは独特で、甘い烏龍茶みたいな香り。嫌いではないが、好きでもない。
テクスチャーは水のようにシャバシャバ。保湿感がないため、コットンパック推奨であるらしい。

コットンパック、肌にいいことは知っている。綺麗な人が皆こぞってやっているのも知っているが、面倒くさくて今までやったことがなかった。

そんな私が意を決して何日かコットンパックをやってみたのだが、肌に相当染みて痛かった。。
染みなければ気持ちよかったのかもしれないが。
何よりズボラな私に毎朝毎晩コットンを出して、ひたひたにして、2枚、4枚に割いて、顔に貼って、足りない所をまたコットンを切って・・・みたいな作業は苦行であった。

隣で娘がギャンギャン泣いている中、毛羽立つコットンらに奮闘しながら、これは罰ゲームか?とすら思った。
ただし、肌に合って、しっかりスキンケアに時間をかけられる余裕があれば、とても良い商品なのだろうと思った。

そして伝説のクリームであるが、使った感想は「存在感ない」である。良くも悪くもない。可もなく不可もなく、というやつだ。
不可もないということは良いことなのかもしれないが、何が何でもこれ!という程でもなかった。

が、お手頃で使いやすいので、一個持っていてもいいのかもしれない。

運命の相手候補①イグニス

ここまでで十分な迷走っぷりであるが、もう少しお付き合いいただきたい。

キールズが期待外れだったため、果て。と思っていた所、アルビオンが良い♪という情報を得た。
昔少しだけ試したことはあるが、どうもケミカル臭が好きになれず、同じ系列のイグニスを試してみることにした。

オーガニックコスメ好きとしては、オーガニック・植物系の力×天下のアルビオン様のノウハウ・技術が詰まったいいとこ取りな気がして、胸が弾んだ。

まず香り。これは唯一無二である。
始めは「?」と思ったが、使っていくうちになんとも心地よく、ハマってしまう香りとなった。
オーガニック系によくある、ローズや柑橘系とは一線を画す。イランイランのようなエキゾチック系でもないし、ウッディー系ともなんか違う。

薬のような、草のような、薬草のような。言い方は悪いがヨーロッパのお金持ちの家にある薬箱のような香り。
これがなんとも良い香りで癒される。これぞ唯一無二。離れがたい。

だが一つ悩ましいのは、アルビオン同様「乳液先行」ということである。つまりコットンを使う。子ども2人をお風呂に入れて、まさに戦争、一分一秒を争う事態の時に、すぐ化粧水をつけられない。1ステップ多いのである。
この乳液先行、とても気持ちがよく【時間の余裕さえあれば】是非やりたいのだが、戦争真っ只中の時にそんな優雅なことをやっていたら爆死する。

スキンケアくらいはゆっくり自分と向き合う時間にしたい。
だが現実問題そんな時間は1秒たりともない・・・パンツを履く暇さえないくらいなのだから。

悩ましい。赤ちゃんがいると好きな化粧品さえ使えないものなのかー

運命の相手候補②エッフェオーガニック

かの有名なエッフェオーガニックに、カーミングラインという敏感肌向けのシリーズが出た。コスメキッチンで相談した際に真っ先に紹介され、トライアルセットを購入。

エッフェオーガニックはモイスチャーラインをしばらく使っていた時代があったが、こちらもテクスチャーや香りはさすがである。

モイスチャーラインはイランイラン。ひたすら甘美な香りがしていた。なんなら朝からエキゾチックで官能的であった(笑)。

対してカーミングラインはベルガモットとウッディで、森の中にいるような香りである。
心地良い。

心地良いのだが、、どうしよう。

あのイグニスのヨーロッパのお金持ちの家にある薬箱の香りが忘れられない・・・のである。
困ったものだ。
イグニスの香りに恋をしてしまったのかもしれない。これは恋なのか?

カーミングラインの使用感は悪くなかった。お風呂から上がったらすぐ化粧水をつけられるし、とろみがあるので手でそのままつけやすい。
クリームも乳液のように伸びが良く、普通に良かった。

だが。

ああ憎いイグニスよ。あなたの虜になってしまってから、乳液先行の呪縛に苦しめられるなんて、あまりにひどいではないか。

エッフェオーガニックとイグニスとの間で揺れる恋心と葛藤。

まだまだjourneyは続く。

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