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人のキャリアが好き

誰々が転職したとか、こういう道に進んだとか、こうなりたくてこういうことを学んでいるとか、そういう”人のキャリア”に関する話が好きだ。

それは身近な友人でもそうだし、ハリウッド女優などでもそう。

友人Aは、新卒で入社した会社で同期だったが、その後、より自分のやりたいことのできるキャリアを求めて何社か転職している。

友人Bは結婚・出産を機に会社員を辞め、現在フリーランスのカメラマンとして活動している。

友人Cは一貫して人事・人材畑を極め、自分の会社を設立し社長として多忙な日々を送っている。

そんな話を聞くとなぜか高揚感でいっぱいになる。応援したい気持ち半分、ワクワク半分。自分のことではないのになぜか湧き上がるこのワクワクの正体は不明だ。

ハリウッド女優ですごいと思うのは、なんといってもジェシカ・アルバである。あれだけの美貌とハリウッドでの実績を持ちながら、環境に配慮したベビー用品の会社を立ち上げ、年商ウン千億を稼ぐ敏腕起業家。家庭では三児の母。
一番好きで尊敬する女優さんである。

ジェシカ・アルバの話はスケールが桁違いであるが、身近な友人、知人の話でも、昔からキャリアの話は私の大好物なのだ。

なぜ、好きなんだろう?と、ふと考えてみる。

人が生き生きとしている姿を見るのが好きだから?
色々な生き方を知るのが楽しいから?
自分のキャリア開発の参考になるから?
プロフェッショナリズムに魅了されるから?

理由はわからない。

そんなに好きなら、キャリアコンサルタントの道もありかとこれまで何度も思った。資格の説明会にも参加した。
しかし、自分が悩める人の相談に乗り、実のあるアドバイスをできる自信が全くない。そしてそういうことが本当にやりたいのか?と言われると、自信を持ってYesと言えない自分がおり、今に至る。

それでも定期的に、キャリアコンサルタントについて調べたり、検討したくなったりする。
やはり今でも、キャリア関連の事柄にワクワクするから。


◇◇

今書いていて思ったが、きっと私は「悩める人の相談に乗り、その人のキャリアを切り開くサポートをする」というのがやりたい訳ではない。というか、多分適性がない。

キャリアを既に切り開いている人の話を聞いたり、インタビューしたり、知見を深めたり、世に紹介したり、ということがしたいのかもしれない。

カウンセラー、コンサルタントの類ではなく、記者、編集者、ライターといったところか。

八木仁平さんの「世界一やさしい やりたいことの見つけ方」ではないが、一言に”キャリアに関することが好き”といっても、人のキャリア相談に乗るのが好きなのか、キャリアについての知見を深め研究することが好きなのか、キャリア研修などの講師として登壇するのが好きなのか、私のように情報を集めて発信するのが好きなのか、WhatでなくHowの部分は人により様々であろう。


Howの部分。ここをしっかり見極めて自己理解しないとなと思った。

しかしこのnoteを書いて気づくなんて、やはりアウトプットは大事だ。

ちなみに以前、雑誌vogueで「世界の女性たちのキャリア」みたいな特集があり、前のめりで完読した。アジア、欧米、アフリカ諸国ー様々なバックグラウンドの女性たちが、苦労を重ねながらも自分の信念に沿って道を切り拓き、活躍している事例がいくつか掲載されていた。

文化は違えど、同じ女性として尊敬するエピソードの数々に感動したと同時に、こういう(記事を作る)仕事がしたい!なんて価値のある仕事だろう!と胸が躍り、こっそりvogueの出版元である「コンデナスト ジャパン」の採用情報をチェックしてしまったことは誰にも言っていない。



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