見出し画像

30代で生き方が決まる?!説と初めての転職を振り返る

メンタリストDaigoさんのYouTubeがたまたまお勧めに出てきて、「30代のうちにこれをやっとけ」的なタイトルだったので軽い気持ちで見てみた。

特にDaigoさんを崇拝している訳でもさしてファンという訳でもないが(爆)、仕事や今後の生き方について絶賛モヤの中にいる私にとってはとてもタイムリー且つ響く内容だった。

ちなみにDaigoといえば、千鳥の大悟は結構好きだというどうでもいい情報を添えておく。なんかこう、しなびたタコのようで和むし(失礼)シンプルに面白い。

さて、30代のうちにやっておくべきことは、すばり【恐怖に向き合うこと】らしい。
恐怖に向き合うとは、今まで怖いと思って避けてきたことに飛び込むこと。今までの自分じゃ選ばない方を選ぶこと。

なぜ30代なのか。40代以降は遅いのか。Daigoさんによると40代以降は無理ということでは決してないが、ベストは30代前半、なんなら20代後半くらいからやっとくと最強とのことだ。

その理由は以下。

  • 10代の過ごし方で20代の生き方が決まる

  • 20代の過ごし方で30代の生き方が決まる

  • 30代の過ごし方で40代以降の生き方が決まる

  • 今望む人生を歩んでいないのなら、30代が生き方を変える最後のチャンス

  • 30代は十分な人生経験があり、且つ何か新しいことをしようという気概も体力も残っており、10代20代には劣るもののまだ新しい考えを柔軟に取り入れる余地もあるというチャレンジに最適な年代

  • 40代以降になると、人生経験は増えるが上記の気概・体力・柔軟な考えというのが難しくなってくる

  • 結局人生を変えたいなら、今までの延長を生きていては変わらない

  • 30代のうちに恐怖や不安に飛び込むべし

  • それが40代以降の人生を決める

40代以降で、現在の人生に満足していなくて、何かを変えたいと思っている方は【今すぐ】にでもやるべきで、時が経てば経つほど不可能に近くなる、とのことだった。

かくいう私は30代後半アラフォーである。あぁもっと早くに知りたかったものだ。

人生のモチベーション曲線的なものでいったら、仕事の面では今は間違いなくどん底である(笑)。
そんな中でも一つ希望を見出せたのは、私が32歳の時にした決断【古き良き日本企業→アメリカ系超バリバリ外資系企業への転職】は、長期的にみれば間違っていなかったと思えることだ。

長期的に見れば。

入社早々大きなカルチャーギャップにぶつかり迷走。今までの社会人生活では出会ったことのない、良くも悪くも色々な人たち(日本人とはいえこうも色々いるのか、これぞ多様性か、と戸惑いを隠せなかった)。最後まで分かり合えなかった謎の上司とか、厳しいフィードバックを返されては凹み、Up or Outに怯え死にもの狂いで頑張った日々。振り返れば子持ちとは思えない仕事の仕方をして、その皺寄せを受けていたのは他でもない子ども達。

こう書くと、現職への転職は失敗だったんではないかと思われるかもしれないが、いや苦しかったが長期的に見れば正解だったと自分では思える。

決して華やかな活躍はできなかったが、死にもの狂いで頑張った成果はそれなりに出たし、それなりに評価もしてもらえた。
毎日のように成長、成長と言われる社風の中で、成長しないでいる方が難しい。スキルはそれなりには伸びたと思う。

ただ、スキルアップできたことが一番の収穫とは思っていない。結局それを次の会社やら職場で活かせるかはわからないのだ(次にどんな所に行くかによる。そもそも行く先によっては全く不要である可能性もゼロではない)。

求められるスキルやマインドセットは環境によって変わる。

じゃあ一番の収穫は何か。
それは、自分のやりたいことが見つかったことだ。

これは今の会社に入ってミスマッチ感に目を瞑りながら足掻き続ける自分とか、素敵な同僚たちが次々休職に入ったり辞めていく実態とか、その人個人というより置かれた環境によって良くも悪くも激変していく人たちを目の当たりにしなければ、見つからなかったこと。

あと単純にグローバルとかダイバーシティとかそういう系の道が開けたことも大きい。

スキル面ではなくて、そういう今後のキャリアに繋がるような興味関心と出会えたのが、一番の収穫だと思っている。

30代前半で、飛び込んでみてよかった。そう言えなくもない(予定ではもっと華々しく活躍するはずだったが笑)。

仕事の他にはあるだろうか。
向き合えていない恐怖。

恐怖というより怠惰だが、例えば運動習慣。習慣になってしまったら続けなきゃいけないというある種の恐怖が、ヨガスタジオへの申込や手軽にできるはずのジョギングを踏みとどめている。

他にもある。キャリアコンサルタントの資格もそうだ。「資格が活かせなかったら?」「無駄になったら?」「途中で熱意が薄れたら?」という損得勘定ゆえの恐怖のために長年行動できていない。

時が経てば経つほど人生を変えるのは難しくなる。
残りの30代は色々な恐怖に挑んでみて、それで人生がどう変わったか、10年後の今頃振り返ってみたいなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?