スタバでこれから目指すキャリアを具体化してみた
旦那が子ども2人を連れ出してくれたので、突然訪れた自由時間。
さぁ何しよう。心身共に過去最高レベルに疲れ果てているので、ゆっくり家でゴロゴロしようか、心温まる映画でも見ようか、はたまた・・・と悩んだ。
数年続いたほぼフルリモート生活から一転、今月から週3出社マストという生活に切り替わり(死活問題)、家庭運営諸々なんとか自転車操業で乗り越えてきた。
肝心の仕事の方はやってもやっても終わらない、どう考えても時間が足りない問題とちゃんと向き合えず、とりあえず家庭(子ども)を犠牲にして残業の日々を送る罪悪感に苛まれている。
家でゆっくりしたいが、結局あれやこれや目について家事をやって終わってしまう。
せっかくの自由時間を無駄にすまいと思い立ち、洗濯と軽い片付けだけ済ませて、近所のスタバに駆け込んだ。
スタバに来てやることは一つ
一つと書いたが、実際は二つだ。
一つはノートに色々と書き出すこと。主にこれからのキャリアの方向性や、それに向けてどう戦略的にいくか、具体的なアクションなど。自分の思いや現状の問題点などもとにかく書いて書いて書きまくる。もはや趣味の領域である。
二つ目は読書。ゆったりとカフェで読書ができるなんてご褒美時間の何物でもない。
と、書いたのだが、結局は一つ目にいつもたっぷりと時間を割いて時間切れとなるので、ある意味スタバでやることは一つ目のみ、とも言える。
今回も愛用のノートに色々と書いた。お供はジンジャーブレッドラテ。もうそんな季節か。全くクリスマス気分ではないがとにかくシナモンとかカルダモンの風味が大好きで、口に含んだ瞬間ふわっと何か力んでいたものが緩んだ。
スタバ、タリーズ、ドトールなどいわゆるコーヒーチェーンは色々あるが、近所のスタバはビジネスマン、ビジネスウーマンや本気で勉強に打ち込む高校生、大学生が多い(学生の本気度合いがマックなどとは違うと感じる)。
仕事をしていたり、本を読んでいたり、私のように何かを書いて考えているような人も多く、なんだか仲間感を感じる。
ドトールは似て非なる感じで、仕事や勉強や読書、考える系の人たちに加え、学生達のお喋りや、叔母様達の社交の場、子持ち家族の休憩所ともなっている感がある。※全くの主観である。
誰も興味がないとは思うが(笑)、ジンジャーブレッドラテと共に進めた私の【やりたいこと・目指したいキャリア】の深掘りを記録しておく。
やりたいことを忖度なしで
自分の本音がわからなくなる時は多々ある。私もそんな一人であるが、ここ何年かでそんな時の対策を覚えた。
【1人インタビューワーク】と【1人雑誌のコラムワーク】である。
言葉の通り、前者は自分にインタビューをして、自分でそれに答える。
後者はさながら雑誌のコラムのように自分という人物を紹介するように文字に起こしてみる。
これはNLPという心理学の世界でも有効な手段として研究が進められているが、要は「思い描いた夢が既に叶った前提になってみる」ことで、自分の気持ちに改めて気付いたり、必要な手段などが見えてくるというものだ。
1人なので恥ずかしがる必要はない。あくまで空想なので、実現性が低いものでも、何でも良しだ。
インタビューや雑誌のコラムは、一度自分を客観視しないと答えられないし、言ってみる・書いてみることで自分の中にあったふわっとした何かが言語化される。誰の目も気にせず言葉に出てきたものは本物。そうか、自分はこういうことを思っていたのか、と改めて気づくことも多い。
会社の面談などはどんなに気をつけても多少の忖度は入る。旦那や友人などに自分のキャリア、やりたいことなどを語る時も、多かれ少なかれ、「これを言ったらどう思われるか」という思いは頭をかすめる。
そういうのを一切ナシに、自分の本音と向き合えるワークなのでお勧めである。
個人の感覚としては、【1人インタビュー】の方が効果は高いように感じる。やっぱり口に出すって凄い力がある。
今日はスタバに出発する前に、自宅でインタビューワークを行ってから、スタバで書き出すという手法を取った。
私のやりたいこと
以前こんな記事を書いたが、「社員のエンゲージメント向上」とか「組織開発」ってなんか漠然としているなと思ったのである。
大きな方向性としては間違っていないが、もっと具体的にどういうことをやりたいのか、じっくり考えてみることにした。
考えるというか、心の奥底に眠っている本音を呼び起こした感じ。さぁいってみよう。
※私は外資系企業の人事部で働いている。
【仕事を通じて実現したいこと】
一人一人がそれぞれの個性や持ち味、強みを存分に発揮して生き生きと働くこと
【やりたい仕事】
社員の適材適所に繋がる施策、仕組みや制度作り
社員のより良いキャリア実現に向けた組織ぐるみでの施策や仕組み作り
上記におけるグローバル側との情報交換やベストプラクティスの日本への適用(ローカライズ含む)
【具体的な例】※既に多くの企業が実践している
メンター制度
キャリアカウンセリング制度
社内公募制度
上司などとの1on1
キャリア開発セミナー、ワークショップ
自己理解を深めるイベント、コンテンツの発行等
Crifton Strength(旧Strength Finder)を使ったコーチングやチーミングの導入など
スキル、経験、志向性(Strength)の見える化
etc……
【なぜ?】
自分の特性や強みを活かせたり、情熱を持てるものが見つかって理想のキャリアを描ければ、楽しく、且つ高いパフォーマンスを発揮して生き生きと働けると思うから。
今は人材開発部隊に属しており、ひたすら社員にトレーニングを提供している。ひたすらコンテンツ設計をしたり、資料を作り込んだり、効果検証をしている。
それはそれでとても重要な仕事だが、いくらトレーニングを沢山受けても、そもそも仕事自体が向いていない、好きでもない、苦痛ですらある環境では限界があるだろうというのが個人的な意見である。
そういう意味で、今の仕事はちょっと違うなと思い始めてから久しい(なんで違うと感じるのか、長らく言語化できていなかった)。
これからどう舵を切るかは別途検討
とはいえ、これまで散々noteに書いている通り、そう簡単にチームを異動できる訳ではないし(不可能に近いかも?)、今すぐ転職というのも考えものだ。もうこの年になると未経験分野の転職は難しい。
息子の中学受験をさせるのかさせないのか問題(塾はいつからどこに行かせるか)、これからどこに住むのか問題(長年の家探し、恥)など家族の課題ともセットで考えていかねばならない。転職するとしたら尚更である。
Crifton Strengthで言うと「戦略性」の資質は悲しいほど低いので、こういうのを戦略的にいくのは苦手である。
そこは上位資質の「最上志向」と「未来志向」でカバーしたい。
おまけだが、私の「最上志向」の資質がよく表れているなと感じるのが、トレーニングの目的としてありがちな、「足りないスキルを強化する」ことにあまり情熱を持てない所である。
それよりも、自分に合った道で、元々持っている素晴らしいものをもっと最高のものに磨き上げる、伸ばすという方がワクワクするのである。
さて、私のキャリアはどうなるのか、乞うご期待である(誰も期待していない、笑)。
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