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#37 世界も人も多面体。日常の非日常を生きてこそ。リブタヨのまさかの副作用⁈

退院してからの自宅療養は、もっと穏やかなモノだと思っていたけれど。。。
人生山あり谷あり、波瀾万丈を生きるワタシには、日替わりのハプニングが必要だろうという神様のお計らいによって、相変わらずのドタバタを生きている。
痛いところが毎日変わり、モルヒネの量も右肩上がり。
先生に処方箋を頂いて、ご近所の薬局に行ったら、特別なお薬だから、うちには置いてないです、ごめんなさい、、というのが三軒。
仕方なく病院門前に出向くと、数が揃うのは来週、、と、こちらでも、申し訳ないと言われた。しかもこのお薬、べらぼうにお高い…。
3割負担のワタシ、残りは税金の補助を頂いて、助けて頂いているのだ。何がなんでも元気な身体を取り戻して、お国のために働かねばならぬ。…と、思ったりもする。
本音のところは、もっと近視眼的で、とにかく元気になって、美味しいモノを愛するみなさま方とご一緒に食べに行きたい!だったりする。

24時間眠らない医療を支えている医師や看護師、その他の医療従事者の方々や、新薬開発などに、その人生をかけて働いている方々の献身に支えられた医療を受けていて、治療が辛い、なんて、贅沢な悩みなんだと、気が付いた。

入院生活はある意味非日常で、自宅療養という日常に自分の身を置いてみると、出来なくなっていることの一つ一つが際立って、ナカナカに辛い。正直言って、落ち込んでばかりだ。
ヨガインストラクターはどこはやら、脚は全くあがらない。靴下履くにも一苦労。とうとう発症してしまってリンパ浮腫の悪化予防のために、着圧レギンスにチャレンジしようものなら、大汗たらり。
トイレに行くのもペンギン歩き。
腰痛を抱えてそろりそろりと歩く母の完コピだ。

免疫チェックポイント阻害薬の副作用?の膀胱炎が辛すぎる。普通の生活が懐かしい。
と、考えて、ふと、今朝目覚めた時に、愕然とした。

夢に出てきた自分が、がん患者だったのだ!
発病から一年、デフォルトが健康体から脱落したか、、、としばし途方に暮れたが、夢の中では、身体が痛いと言いながら、いろんな人たちと遊び、笑いあい、アチコチと飛び回っていた。

夢の中の自分が、癌を克服したがんサバイバーになる日も、きっと、近い。

そうだ、主治医の先生が、免疫チェックポイント阻害薬の副作用で膀胱炎が出ているのだとしたら、免疫がオンになった、という証拠であって、我々としては喜ばしい事なんです、と、おっしゃっていた。
なるほど。世界は多面体だ。

しばらく筆不精してしまったので、明日も、、、、
いや、今週中にも、書くぞ!

写真は、愛しい我が家からの眺め。
朝日はピンク、夕日はオレンジ。
星空はダークブルー。やっぱり世界は美しい。

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