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朝起きたら知らない女が立っていて!!血の気が引いた「初夜」のトラウマって盛り過ぎ??でも、初めての朝ってのが一番緊張する瞬間かな?

好きな人とのはじめてのお泊まり。みなさんは覚えていますか?ドキドキするような思い出や、ちょっとした失敗談など、人それぞれいろいろな経験がありますよね。

今回は筆者が耳にした3つのお泊まりエピソードをご紹介。思わず彼に胸キュンしてしまう話から、初々しさあふれるエピソード、さらにはトラウマ級の驚き体験談までたっぷりお話しします!

すっぴんを見せたくない!彼の反応が怖かったけど…

「それまで彼の前ですっぴんになったことがなくて…。可愛いパジャマを選ばなくちゃとか、次の日の着替えをどうしようとか、夜ご飯は何作ろうとか、そんなことよりも『すっぴんどうしよう』ってずっと悩んでいました」

Aさんは当時常にバッチリメイクで、つけまつげにカラコンが欠かせなかったそうです。

「いわゆるギャルメイクっていうんですか?すごい濃かったんですよね。それで友達に相談したら、とりあえずつけまつげをやめて、まつエクつけたら?ってすすめられて。それでお泊りの1週間前に予約したんです」

しかし…。

「熱が出てしまって、まつエクをキャンセルすることになったんです。別日に予約しようと思ったけどできなくて、もうまつげは諦めなきゃいけなくなりました」

せめて眉毛だけでもと、眉毛ティントを買ったそうなのですが…。

「前日の夜に眉毛ティントを使ったんです。顔を洗っても眉毛が落ちないっていうコスメなんですけど。次の日の朝起きて顔を洗ったら、サッパリなくなってしまいました」

どうやら放置する時間が短かったようで、眉毛は薄いまま。

「最後の砦(とりで)はカラコンです。友達が『寝るギリギリまでつけてたらいいんだよ!』っていうので、そうすることにしたんですが…。彼の家でお風呂に入ったとき、つい癖でカラコンを外してしまったんです」

そのままメイクを落とさないわけにもいかず、顔を洗って文字通り完全なすっぴんで脱衣所を出ていくAさん。

「彼はいつも私の化粧した顔しか見てなくて、かわいいかわいいって褒めてくれてました。それがすっぴんを見せることで言われなくなっちゃったらどうしよう、嫌われるかもって本気で心配になりました」

そして恐る恐るリビングに行くと…。

「お風呂上がりの私を見て、『めちゃくちゃかわいい』って、彼が突然抱き着いてきたんです。鼻で笑われるかなと思っていたので、びっくり。『すっぴんブスだよ?』って言ったら、『メイクしててもすっぴんでも、かわいいのは変わらないよ』って言われてドキドキしました!」

その日を境にどんどんナチュラルメイクになっていったというAさん。いまではつけまつげもカラコンも卒業し、彼との結婚に向けて幸せな日々を送っています。

朝起きたら知らない女が!?まさかの寝起きドッキリはトラウマ級

「はじめてのお泊りデートの思い出…。甘酸っぱい話じゃないんですけど、いいですか?」

そう言うとBさんは、大きく深呼吸。どうやら話すのに勇気がいる内容のようです。

「元カレの話です。付き合って半年たったころ、彼がひとり暮らしを始めたんですよ。それまでは実家から大学に通っていたんですが、3年になってから大学の近くに越してきたんですよね。それで引っ越しして3日目くらいかな、泊まりにおいでよって誘ってくれました」

彼氏とのお泊まりデート自体がはじめてだったというBさん。彼も初体験だったようで、ドキドキのお泊まりデートが始まります。

「DVDを借りに行って、2人で一緒にご飯を作って、お酒を買い込んで。泊まるって決まってからおそろいのパジャマも買ったので、もうテンションは最高潮でした」

ドキドキの二人はお酒も回り、いい雰囲気に。

「酔っぱらいながらDVDをつけたままベッドに入って、そのまま…。気づいたら服も着ずに、お互い全裸で朝でした」

窓から差し込む朝の光、散らかった部屋、脱ぎ捨てられた服。はじめてのお泊まりを散々楽しんでいた2人のもとに、悲劇は訪れます。

「突然ガチャって、玄関のドアが開いたんです。彼も飛び起きて、『えっ何!?泥棒!?』って。急いで服を着ようとしたらあっという間に部屋のドアが開きました。そこには、知らないおばさんが立っていたんです」

布団で身体を隠しながら呆然とするBさん。すると、彼が口を開きました。

「彼が『母さん』って、一言。よく血の気が引くって表現聞きませんか?まさにあれでした、サーって体温が下がっていって、身体のなかがどんどん冷えていくっていうか。心臓の音が小さくなっていって、私そのまま息が止まるんじゃないかと思いました」

全裸の女と全裸の息子を見て、そのとき母親は何を思ったのでしょうか。

「『あらごめんね』って言ってドアを閉めました。それから『着替えたら呼んで』って、お母さん玄関で待ってるんです。もう慌てて服を着て、見られたらまずいものとかバ~ってしまって…」

それから何事もなかったかのように入ってきた彼のお母さん。どうやら引っ越し後の部屋が片付いているかどうか、抜き打ちでチェックしに来たのだそう。

「抜き打ちって…。はじめての一人暮らしだから心配になる気持ちはわかりますけど、連絡くらいしろって思いますよね。彼がすごくイライラしていたのを覚えています。でもお母さんとてもいい人で、『ごめんね、気にしてないからね』って優しく声をかけてくれました。その後も何度かお会いする機会があったんですが、とてもよくしてくれました」

残念ながら彼とは別れてしまったそうですが、いまだに男性の家に泊まるときはその出来事を思い出すといいます。

「『失礼だけど、あしたお母さん来る用事ってないよね?』とか聞いてから泊まるようにしています。『なんでそんなこと聞くの?』って聞かれるけど、もう2度と彼ママの寝起きドッキリなんてイベント経験したくないんで」

想像するだけで恐ろしい、初お泊まりデートの思い出でした。

緊張しすぎてまったく眠れず、気づけば朝に

「いまでも彼と思い出して笑う過去の話なんですが、付き合って3カ月目だったかな。当時はまだ大学生で、お互い実家暮らし。はじめて2人でお金を出し合って、1泊2日の京都旅行に行くことにしました」

ドキドキの初お泊り。同じ布団に入るのもはじめてだったそうで…。

「ホテルとかも行ったことなくて、というかこれまでハグくらいしかしたことなくて…。彼も同じようにドキドキしていたと思います」

そしてついに旅行当日。昼間は思う存分観光を楽しみ、いよいよ旅館へ。

「バイト代を頑張って貯めて、結構いい旅館に泊まれたんです。温泉もご飯も最高で、もちろん部屋もすごく素敵でした。だから余計緊張しちゃって。いつもと違う雰囲気って、ついおろおろしちゃいますよね」

それはCさんだけではなく彼も同じ気持ちだったらしく、普段とは違ったテンションで2人は旅館での時間を過ごします。

「やけにテンションが高いというか、お互いに緊張を隠してはしゃいでいるというか。それで、いよいよ、さぁ寝ようかって」

布団に入った二人。2つ敷かれた布団で、手だけを重ね合わせます。

「シングルの布団が2枚。私が勇気を出して隣の布団に入るべきなのか、彼が来るのを待つべきなのか、そんなことをずっと考えていました。眠れなくてちょこちょこ話はしてたのですが、一向にお互い動き出せず…。時間だけがどんどん過ぎていきました」

そのうち彼のほうが「眠れないね」と、体を起こします。

「そのタイミングで彼、隣に来てくれたんです。でも緊張がお互いにピークすぎてそんな気持ちにもなれず、一緒にYouTubeを見てたら朝になってしまいました。朝になっちゃったねって言いながら、帰りの電車で爆睡ですよ。あとから彼に聞いたら、自分の勇気が出なさ過ぎて、帰ってから泣いたみたいです」

それから3年。すっかり初々しさがなくなり、いまではイビキをかいてぐうぐう眠る彼氏と楽しい同棲ライフを送っているというCさん。

「はじめてのお泊り、あのころは進展しなかったことにがっかりしたけれど、いまじゃとってもいい思い出です!」




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