見出し画像

「恋愛体質」は昔から男女ともに30%と決まってる・・・ので、残りの70%の恋愛が今日の問題。皆婚制度が消えた今、恋愛指南ほどの無理無駄はない

無理なものは無理

「100mを9秒台で走れ」――。

そんなことを言われても、できないものはできない。
努力したところで、誰もがそんな速く走れるようになるわけがない。
できないことを延々と続けてもそれは苦痛でしかない。
さっさと違うフィールドに移ったほうがいい。

逆に、たいして努力したわけでもないのに、
さすがに9秒台とはいかないまでも、
そこそこのタイムで走れてしまう猛者もいる。

人間にはそれぞれ生まれ持った能力値というものがある。
どの分野でもそうだが、能力ある人間は少数である。
恋愛力もそれと同じである。

ここでいう恋愛力とは、
誰かを好きになったりするという個人の感情の話ではない。
「誰かと恋愛関係を作れる能力」のことを指す。

世の中には「恋愛指南書」的な本も多数あるが、
恋愛は学校のお勉強ではない。
第一、恋愛力のある人間はそんな本は一生読まない。

「俺の若い頃は女にモテた」などと武勇伝を語りたがる
おじさんは多いが、そんな話は大抵大嘘である。
そんなに世の中モテる男だらけだった時代など歴史上存在しない。

恋愛強者3割の法則

結論から言えば、恋愛力のある人間というのは、
いつの時代も一定の割合しかいない。

具体的には大体男女とも3割しかいない。
これを私は「恋愛強者3割の法則」と名付けている。
つまり、残りの7割の大多数は恋愛弱者である。

よくよく思い出してほしいのだが、
中学・高校時代クラスでモテた男子の数なんてそんなに
多くなかったはずだ。

バレンタインに義理でもなく、
母親からでもない本命チョコをもらう男子の数なんてせいぜい
3割程度だったろう。

クリスマスデートする割合も実は3割もいない。
カップルしかいない場所に一人で行くから
自分は少数派だと認識してしまうだけで、
マジョリティはクリぼっちである。

それは国の基幹調査においても明らかだ。
厚労省の出生動向基本調査を
1982年以降2015年までの長期推移をみると、
「婚約者または恋人がいる」率は、
1982年は男性21.9%、女性23.9%に対し、
2015年は男性21.3%、女性30.2%と
男女とも大体男20%台、女30%台で推移しており、
恋愛相手がいる率というのは大体3割前後でほぼ一定だといってよい。

2015年男性の恋愛率が直近ではもっとも低いため
、マスコミは「恋愛離れだ」と騒ぎ立てるのだが、
そういう論調の記事の場合、
それを際立たせるために始点が2005年からの切り取りだったりする。

が、40年間の長期的に見れば、大きな変化はないし、
むしろ2000年代前半が少し異常値だったという見方
する方が適切である。

もちろん、現在恋人がいなくても過去に付き合ったことがある人もいる。
そういう人も恋愛力があると言えるのではないかという考え方もあるが、
たとえ中学生のときにモテモテでも、
大人になったらまったく恋愛に縁がなくなってしまう人もいる。

過去の恋愛力が、現在の恋愛力を担保するものではない。
現在の恋人の有無で恋愛力を計るほうが妥当だと思う。
また、いつ調査してもその切り取った瞬間の恋人がいる率と
いうのがずっと3割程度で推移しているという法則性の方が、
着目すべきポイントなのである。

アッシー・メッシー・みつぐくんという恋愛弱者

これに対する反論もある。
「1980年代の交際率はもっと高いはずだ。
交際経験なしの推移をみれば、
近年になって急上昇しているのだから、
最近の若者の草食化は明らかだ」というわけである。

しかし、その言い分は無理がある。
「交際している」という割合の中に
「異性の友人がいる」という数字を
含めてしまっているからなのである。

友人とは交際相手や恋愛相手と言えるのだろうか?
交際の定義はいろいろあるとはいえ、
恋愛を語る上での交際とは、
彼氏・彼女という立場になった段階を指すもので、
友人は友人でしかない。

たとえば、告白した際に「友達でいましょう」と
返されたとしたら、それは大体において拒絶の意味だ


百歩譲って、「異性の友人も交際相手である」という説に
同意するとしても、それはせいぜい10代、
それも中学生くらいまでの話であって、
20代以降の交際に友人を含めて、
それをもって「恋愛をしていた」と言うのはあまりに
純粋すぎるというか、世間知らずというしかない。

第一、いつまでも「異性の友人」のままでいて、
ちっとも「異性の恋人」に発展しないなら、
そっちの方が草食だろう。

おじさん連中の言う「俺の若い頃は女にモテた」というのは、
どうもこの女性の友人を恋人だったことに勝手に脳内変換して
しまっているような気もしないでもない。

確かに、彼らの若い頃のバブル時代、
「メッシー」
「アッシー」
「みつぐくん」という
女性にとっては好都合の友人関係が存在した。

そう考えれば、彼らの「俺はモテた」武勇伝は、
むしろ涙なくして聞けない話に転換
する。

※「メッシー(飯)」とは食事だけを奢らされる男、「アッシー(足)」とは車で送り迎えだけさせられる男、「みつぐくん(貢)」とは高価なプレゼントなどを求められるだけの男という意味である。

「恋人がいる率」男女差が10%の謎

出生動向基本調査では、
18~34歳までおよび2015年までのデータしかないので、
2016年以降の数字についてもご紹介したい。

各年、全国20~50代の未婚男女延べ約5万人に対する調査結果である。
これを見ても、20-30代で平均するとほぼ3割程度で、
40代以上は年代とともに恋愛に対する興味を失うのか、
相手にされなくなるのか、減っていく傾向がみられる。

むしろ20代だけ見れば、男女とも近年上昇している。
「若者の恋愛離れ」どころか増えている。

現実を受け入れらない者を世間は弱者という

このネタ記事の数値分析・評価は正しい
賢明なる読者の皆様は、どうお思いでしょうか?
また、現実を受け入れられないタイプは
妄想という個人にしか見れない夢を追い求めるので
不毛な努力を繰り返し人々からは負け犬のレッテルを貼られてしまう

昔、日本の結婚比率は92%に達したことがある
その頃、全国に仲人と呼ばれるお節介なおばちゃんやおじちゃんが
いて、ご近所の独身者同士を勝手に紹介してはお見合いをさせ
婚姻に導いていた
また、会社でも上司は部下たちの独身者をくっ付けては
成婚に導くことが会社組織の育成につながると積極的で
結婚式では仲人しての媒酌人を務めていた
これを称して日本の皆婚制度といった

この社会風土が50年ほど前から急速に変化し
今日では消えてしまい、結果、結婚比率は60%台に落ち込み
さらに50%台にまで落ち込むことが統計的に予測されている
会社に限らず独身者に「結婚はまだ?いい人いないの」なんて
声をかけると「セクハラ」と断定され法的効力その他の権限で
罰せられる時代社会となった

そして今日では婚活に励むも悩むも成婚に至れれない
人々が急増しているという現実である
さて、重要な現実とは・・・何であろうか?
ここが大事なのだ!
皆婚制度が生まれようが消えようが恋愛体質の男女30%は
どのような環境、状況であろうが結婚しているのが現実だ

昨今は晩婚時代と称されるが、これは「嘘」だ!
今日では「恋愛体質」の人々は20歳代に結婚しているのが現実
皆婚制度の消滅で弾き出された70%が30代40代50代で
独身を続け、経済的問題だとか、仕事が忙しいとか、人生の
価値観の変化だとかというマスコミが勝手な理由づけを
纏い我慢をしているのが現実だ

「恋愛結婚」
「クリスマスのデート」
これらのキーワードが流行っていたのは皮肉にも50年前である
50年前に日本は恋愛結婚のピークを迎え、さらに「同棲時代」
「フリーセックス」というキーワードがマスコミを賑わせ
多くの映画ドラマが世間に登場した

今日、婚活に励み悩む人々は、この50年前に流行った
キーワードを今もなお追い続けている人々であり
さらに皮肉には婚活市場で勘違いの結果として
婚活サポートビジネスに参入している人々も
これらのキーワードを追い求めている

非恋愛体質の人々が恋愛体質を追い求めても
それは無理が多すぎる強すぎるというのがストレートな
現実というものだ
・・・だけど、非恋愛体質でも「結婚」はできる!

皆婚制度が消えて社会から消えたものは?

非恋愛体質の70%が「特別な人」と出逢えて
「恋焦がれる」関係に発展できるために必要なものは
社会から消えてしまったのは何なんだろう!


   オンライン寺婚サロン
         info@studio-show.com

ここから先は

1,041字

¥ 380

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?