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かんたん!社員インタビュー記事の書き方

採用メディアの運用を開始してから、さまざまな記事を執筆しましたが、記事の執筆はたくさんの気力と労力を必要とするなと実感しています。(もともと書くのが得意ではない)
中でも採用メディアに欠かせない社員インタビューの記事は、インタビューの時間を取ることも必要で書き上げるのに時間がかかるものの1つです。
この記事では、社員インタビューの記事作成を少しでも楽にするためのポイントをまとめました。「インタビュー記事の効率的な書き方を知りたい」という方の参考になれば幸いです。

まずは誰にインタビューをしたいか決める

まずどんなテーマの記事を書きたいのかによって、誰にインタビューをすればいいのかを決めましょう。
採用向けであれば採用ポジションごとに魅力付ポイントは異なりますから、そのターゲットに響くようなお話をしてくれそうな人は社内だと誰かを考えながらインタビュイーをアサインすることになります。
インタビュイーが決定したら、インタビュー前からしっかりコミュニケーションを取りましょう。

インタビュー前の事前アンケートに答えてもらう

インタビュイーが決まったら、事前に回答してもらうアンケートを作成します。Googleフォームが便利です。

アンケートの項目はインタビューのテーマによっても異なりますが、例えばインタビュイーのキャリアについて聞きたいときは、以下のような項目を聞いたりします。

・前職での仕事はなんでしたか?/学生時代は何をしてましたか?
・入社を決めた理由はなんですか?
・実際に入社してどうでしたか?
・具体的なお仕事の流れを教えてください。
・これからの目標をお聞かせください!

事前アンケートの項目は5~6個くらいに絞ると回答する方も煩わしい思いをせずに済みますし、最終的に記事にするときも長くなりすぎません。

またアンケートを依頼するときは「箇条書きの回答でも大丈夫であること」と「回答期限」を伝えましょう。回答期限は1週間程度みれば良いです。

アンケートの回答を元に記事の土台を下書きする

これは好みですが、アンケートを元に事前に固められる部分は、私だったら事前にドキュメントに叩いてしまって、インタビューしながら追記していけるようにしておきます。下書きできる部分は導入部分やインタビュアーの質問項目、結びの言葉などです。

例)
この記事は●●社で●●(職種)として△△な活躍をしている (誰それ)さんに「××」の秘訣をインタビューしました!
「△△で活躍したい」「××について知見を得たい」という方にぜひ読んでいただきたい記事です。

-今回のインタビュイー
20××年(新卒or中途)入社●●(職種)の (誰それ)さん(通称:××さん)。
●●(職種とか役職)として、△△な活躍をしている/△△な働きをしている。
▼××さんご自身のブログはこちら▼ 
https://1234.com

ーそれでは、今日はよろしくお願いします!早速ですが、●●社にくる前は××さんはどんなお仕事をされていたんですか?
(アンケート回答を簡単に書き写しておく)
ーたくさんの選択肢の中からうちに入社を決めた理由はなんですか?
(アンケート回答を簡単に書き写しておく)
ー実際に入社してどうでしたか?
(アンケート回答を簡単に書き写しておく)
ーいまはどんな業務をメインにされていますか?具体的なお仕事の流れを教えてください。
(アンケート回答を簡単に書き写しておく)
××さんがこれからの挑戦したいことや目標があればお聞かせください!
(アンケート回答を簡単に書き写しておく)

―ありがとうございました!
いかがでしたか?
××さんの今回のインタビューを通じて、「××」の秘訣がみなさまに少しでも伝わっていれば幸いです。
私自身、××さんのインタビューを通して「××」の大切さを実感しました。今後の業務に生かしていきたいと思います!

【筆者/インタビュアー紹介】
フルネーム(通称:●●)
2020年新卒で●●社に入社。
これからの抱負は〜。
趣味/マイブーム/最近学んだことは〜。

ここでのポイントは自分の質問ターンは実際こういうだろうなとか、こういう話の流れになりそうを想像しながら作って、微修正かければいいくらいにしておくことです。

インタビューを実施

下書きの原稿が準備できたら、インタビューを設定します。(時間の目安は30分~60分程度)
事前のアンケートをさらに掘り下げていきながらお話を聞いていく旨を最初に伝えることで、相手もあの内容を聞かれるんだと頭を整理することができます。
事前に作っておいた下書きの原稿に細かい言い回しなどはとりあえず気にせずに、聞き取りした内容を書き込んでいきます。

何か聞き逃しが不安な場合は、確認用にインタビューを録音しておきましょう。ただし、予め録音した音声をあとで聞いてインタビュー記事を作るというやり方は時間がかかりすぎるのでオススメはしません。メモを取りながら記事を作った方がはるかに早いです。

インタビューが終わった頃には、あら不思議。7割がた記事はできています。なお、この時に記事内で使う写真を撮影するとスムーズです。タイトル画像に使う宣材写真や話している最中の談笑風景など必要な写真を抑えておきます。

またオンラインでインタビューを行う場合も基本的にフローは一緒です。写真撮影だけは工夫が必要です。

下書き記事をアップデート

インタビューの内容を元に事前に準備した下書き記事をアップデートします。この時点では、インタビューで聞き取りした内容のニュアンスや言い回しが整えていない、同じことを重複して書いてあるなどの状態なので、誤字脱字や日本語を整えながら記事を作り込みます。
この時、不明点などインタビュイーにあらためて確認したいことがあればコメント機能でメモを残しておき、インタビュイーに本人確認してもらうときに確認してもらうようにします。

インタビュイーの本人チェック後、校了

インタビュー記事ができたら、コメント機能で残した確認事項を中心に、内容に問題がないかをインタビュイー本人に確認します。
確認を依頼すると質問部分や修正して欲しい部分などコメントで返答がくるので、確認して修正します。

おめでとうございます。インタビュー記事の完成です。

書き慣れている、慣れていないにもよると思いますが、アンケートと下書きを準備するやり方をするとインタビュー後大体1時間はかからず原稿が完成して本人チェックに回せたりします。ぜひお試しください。

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