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脂漏性皮膚炎になって精神崩壊したお話

〜きのうのつつぎ〜
昨日は、鼻が大悪化するところまで書きました。

鼻が大悪化してようやく、この洗顔を始めてどんどん肌が悪化しているかもしれないということに気づきます。

このガサガサを落としたい、でも水では落ちない気がする→石鹸という考えに至ります。

石鹸といってもやはりここは無添加を探します。


更にいい成分が入っているような石鹸をネットで探し購入します。


〜さらに肌を傷つける行為〜

さらに、ここらへんから洗顔以外にも肌を痛めつけ始めます。

肌がガサガサしていることにより、元々脂漏性皮膚炎によって赤みの強かった肌なのですが、赤い肌の上に鱗が付いているような見た目が本当に気持ち悪い状況となってしまっています。



•ベビーパウダーを使い始める

その当時は、自然信仰が凄まじかったので、ファンデーションすら塗ることをしませんでした。

でも、ベビーパウダーでは正直赤みが消えきらなかったです。


見た目赤い+見た目ガサガサ


よりは、見た目ガサガサだけの方がマシだと思い、ベビーパウダーを鼻にはたきはじめます。


鼻が乾燥(といっても重度な)してるのかな?という感じを装ってそのまま登校していました。

このベビーパウダーが変に白浮きしたり、赤みが上手く隠れなかったりしました。

そこでまた朝から鼻を洗い流して、このゴツゴツを爪で引っ掻いてとって、また再度ベビーパウダーをのせるという行為をしていました。


鼻だけ真っ白と言う普通に見たら気持ち悪い見た目をしていたと思います。


今考えたら、ファンデーションで赤みを隠していた方が、きちんと赤みも隠れるのでまた落としたりする行為が省かれていたのになと思います。

肌の負担を考えればファンデーションの方が断然よかったと思います。


もうここらへんから私の鼻は取り返しがつかなくなります。


〜辛かった高校時代〜

今思い出しても辛いです。毎日人間の肌ではない肌を見ては泣いて、病んでいました。

ノイローゼか鬱とか病名はつかなかっかかもしれませんが、心の痛みを忘れるために身体を傷つけてその間だけでも心の痛みを忘れようとしたりする自傷行為を繰り返したりしていました。


1日が早く終わることを祈り、帰り道だけは楽しかったです。

家の中では自分の肌を見たくないので部屋では光をつけずに生活していました。暗ければ、肌も見えないだけで心は楽になりました。

肌疾患で悩んでいる人用の真っ暗な学校があれば良いのにとか本気で思っていました。

眠る前はまた明日この肌で学校へ行かなければならないという絶望感と明日には綺麗になってないかなという淡い期待を抱きながら寝ました。

そして、また朝顔見て絶望感に襲われることになります。

学校に着いたら日光よりも蛍光灯の光の方が多少マシに見えないかなとか考えたり。


学校に着いたら隙さえあれば鏡を覗き込んでいました。

近くの男子が「女子ってなんでいつも鏡見てるの?笑」みたいなこと言ってたの多分私のことです。

でも、そんなこと気にしてられません。周りにはナルシストだと思われていたかもしれません。


自分の顔が好きで見ているのではありません。気になるのです。気になると人間鏡を見続けてしまいます。今みんなにはどんな風に肌が見えているのだろうと。


見たって何か変わるわけでないことなんてわかっていますが、見ていないと落ち着かないのです。


多分これはニキビや他のことでも肌で深刻に悩んだことがある方なら共感して頂けると思います。

見て落ち込むことなんて分かっているけど、見ていないと落ち着かないという感情。


〜友だちと遊べなくなった話〜

高校生活は本当に楽しくて、友だちも本当に優しくて肌について触れてくるような友だちはいませんでした。本当に今でも感謝しています。

でも、こんな肌では遊ぶどころではありませんでした。でも、学校以外は引きこもりながらも遊びたい気持ちだけは募っていきました。

1ヶ月後なら流石に治ってるかな…。と思って1ヶ月後に遊ぶ約束を入れて、1ヶ月で治っているはずもなく、前日当日にドタキャンを入れるという最低な行為を繰り返していました。

それでも尚、今でも私に気にかけてくれたり遊びに誘ってくれる友だちもいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


〜そんな中迎える大学受験〜

肌のことでそれどころではないのに大学受験に迫られます。

もう頭は肌のことで一杯なのに大学受験の勉強もしなければならないというストレスで本当に死んじゃおうかななんて、何度考えたか分かりません。

面接もしなければなりません。

ボロボロな肌で友だちと面接の練習したりしましたが、頭は肌のことだけ。

何を話してたかとか何も覚えていません。

そんな中でも手を抜けないため、少しレベルが高めな大学を目指して勉強することになります。

頭は肌のことで一杯な中で勉強を詰め込んでいました。

家ではよく冗談を言ったりする明るい性格でしたが、目が虚になって無口になりました。

よく頭をガンガン壁にぶつけたりしていました。

もうどこかしらで死ぬことを考えていたので、どうせ死ぬ未来に大学に行く必要があるのか?とか考えていました。

辛いという言葉で表しようがないほど本当に思い出すだけでよく生きたね、と言いたくなるほど本当よく生き抜いたと思います。

ニキビとか普通の肌疾患ならまだ辛いですが、友だちもニキビができてる、と思うくらいだと思います。

でも、瘡蓋(もし顔にできる瘡蓋がどのようなものなのか分からなければ「脂漏性皮膚炎 瘡蓋」と調べていただきたいのですが)は人間の肌ではないんです、本当に。

友だちも何も触れてはきませんでしたが絶対にギョッとしていたと思います。

普通の肌ではない、普通の肌疾患ではない見た目というのが更に周りの目が気になるし、精神は本当におかしくなるし、辛かったです。

そんな肌を纏いながら毎日ちゃんと登校した自分偉い、と褒めてあげたいです。



〜そして、大学合格〜

辛い中必死に勉強して、大学に合格することができました。

合格した瞬間だけ、肌の辛さを忘れる喜びに包まれました。

でも、また冷静になればそこには人間の肌ではない肌がありました。


さすがに、卒業式までには治ってるよね…?


と思っていました。



しかし、その後も治ることはなく…。




明日は試してきた大量の商品を紹介する予定でしたが、まだ続きが書ききれなかったのでもうすこし伸びてしまいそうです(* > <)⁾⁾




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