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ZEROから始まるリネレボ生活!!

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ZEROのめちゃかわ癒し系シルレンらんちゃん♪が ZEROの小説を描いてくれましたo(^▽^)o らんちゃん♪ @rantyann_0627 https://twitter.c…
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記事一覧

ZEROから始める血盟生活 No. 32

ZEROから始める血盟生活 No. 32

「レム、レム。お客様が酷い顔で泣いているわ。」

「姉様、姉様。本当に酷い顔ですね。まるで…〝 ピィー 〟のようです。」

私達の傍で、メイド姉妹のラムとレムは両腕を広げて抱き合いながら、いつものように毒舌を吐いていたが、私はワザと聞こえないフリをしてやり過ごそうとするが…

「「無視をしないでこの 〝 ピィー 〟顔の〝ピィー 〟なお客様!」」

「 さっきからピィー、ピィー五月蝿(うるさ)いわね

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ZEROから始める血盟生活 No. 31

ZEROから始める血盟生活 No. 31

ロゼが目を覚ましてから約一刻ほどの時間が経過したか。私達は行方不明になった、ある人物を探していた。

「ねぇ、そっちはどう!見つかった?」

私を含め、ロゼ、ルウ、牛かつ班は小屋があった西側を捜索していたが見つからず、集合場所である瓦礫となった小屋まで戻って来ていた。

一方スバル、エミリア、レム、レオニール班の4人は小屋の東側の担当であったが、こちらも見つからなかったのか、私達と同じく集合場所で

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ZEROから始める血盟生活 No.30

ZEROから始める血盟生活 No.30

体長20メートルにも及ぶアルファーと思しき化け物は、小屋を破壊し、今現在、私達が居る場所に向かって来ていた。

「あ、あれがアルファーだって言うの?何故あんな姿になっちゃったのよ!」

「それは俺にもよく分からんが、兎に角あの化け物を何とかしないと、俺達はおろか、村の住人にも被害が出ることは間違いないってことだ!!」

この時スバルは焦っていた!エルザを撃退し、ペテルギウスを倒したまではいいが、そ

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ZEROから始める血盟生活 No. 29

ZEROから始める血盟生活 No. 29

〜ペテルギウスVSねこまんま、スバル戦〜

ペテルギウスは見えざる手で牛かつさんの遺体を放り投げ、不愉快そうな顔をしながら何も触れていない自分の手をパンッパンッと叩(はた)いた。それは、まるで不潔な物でも触った後のような仕草だった。

「やっと死にましたか。まったく、本当にしぶといウジ虫でしたね!」

私はそれを目にした途端、頭の中の何かが『プチンッ』っと切れる音がし、怒り…いや、そんな生易しいも

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ZEROから始める血盟生活 No.28

ZEROから始める血盟生活 No.28

〜ペテルギウスVSねこまんま、スバル戦〜

誘拐犯、2強の一角ともいえるエルザを見事に撃退してくれたルウさんは、今現在、戦いで負った傷をエミリアに治癒魔法で治療してもらっている。

なのでペテルギウスと戦えるのは、私を含めスバル、牛かつさんの3人となっていた。
そのうち牛かつさんは治療に専念しているエミリアの護衛をして貰うことにしたので、実質は私とスバルの二人なのだが。

「ねぇスバル、この前はど

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ZEROから始める血盟生活 No. 27

ZEROから始める血盟生活 No. 27

水車小屋へ到着したスバルとZEROのメンバーは小屋の中が何やら騒がしいことに気付く。

「おい、なんか小屋の中が騒がしいな!皆んな、気づかれないように少し様子を見るぞ。」

スバルの指示で茂みに身を潜めながら小屋の様子を伺っていると、中から黒い三角頭巾に黒いマントを羽織った男が小さな女の子を抱えて出てきた。
女の子はグッタリとしていて動かない、黒マントの男は焦った様子で少女を抱えたまま隣の小屋へと

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ZEROから始める血盟生活 No. 26

ZEROから始める血盟生活 No. 26

スバル達が小屋に到着する数時間前

スバルと村の子供達はアーリア村近くの山で山菜採取をしていた。

「スバル君!この山菜も食べれますよ。」

「おっ!!レムは物知りだな。お前が居てくれて助かったよ。レムは良いお嫁さんになれるなきっと。」

「そんな…。レムで良ければいつでもスバル君のお嫁に◯×▲□… 」

レムは、スバルがエミリアのことを一番大好きだと知っている。
なので、自分はスバルにと

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ZEROから始める血盟生活 No. 25

スバルに監禁場所を知らせるヒントを出してから数時間後、小屋の扉が開く音がして、エミリアと私は扉の方を向き誰が入って来るのかを固唾を呑んで見守った。

扉から入ってきたのは一人の小さな女の子だった。
銀髪で紫苑色の瞳に透き通るような白い肌、セミロングの髪を紫の丸い玉が二つ付いたゴムで結んでいる。
年の頃は8〜9歳くらいだろうか?
まだ幼さが残っていて大変可愛らしい。

彼女は、サンドイッチと飲み物を

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ZEROから始める血盟生活 No. 24

ZEROから始める血盟生活 No. 24

暗い!? まだ昼過ぎだというのに家の中はカーテンが閉まっており薄暗くてあまりよく見えない。
ほぼ手探りで散策するが、人の気配が全く無いところを考えると、やはり留守で鍵をかけ忘れていただけなのか?

私は、ようやく見つけた窓のカーテンを静かに開けて再び中の様子を確認するべく後ろを振り向いた。
するとさっきまで誰も居なかったはずのリビングに5〜6人の人が立っていた!!

その人影は全員が黒い三角頭巾に

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ZEROから始める血盟生活 No. 23

ZEROから始める血盟生活 No. 23

「それじゃエミリアたん、夕方頃に迎えに来るからよ!ここで待ち合わせな。あと、ねこちょっといいか。」

村の入り口で別行動をする事になった私とエミリアは徒歩で村長の家に、スバル達は竜車で川に向かう事になった。
そして別れ際にスバルが私を呼び止めて、小声で耳打ちしてきた。

「エミリアの事は頼んだぞ!絶ってぇに今回でこのループを終わらせるからな!」

「うん、勿論わかってるわよ!」

村長の家に向かう

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ZEROから始める血盟生活 No. 22

ZEROから始める血盟生活 No. 22

その夜夢を見た、小さな女の子が一人荒野にポツンッっと立っている、少女の瞳からは一粒の涙が溢れていた。
私はその子に(どうしたの?)と尋ねると、(お母さんが居ないの…)と答えた。
私はまた少女に質問する。(お母さんはどこに行ったの?)
(分からないの。朝、目が覚めたら居なくなっていたの。お母さん、お母さんはどこに行ったの…。)
母親を探して泣く少女の手を握って一緒に
探すが、辺りには誰もいない。

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ZEROから始める血盟生活 No. 21

ZEROから始める血盟生活 No. 21

………………。

目が覚めると見覚えがある部屋に寝かされていた。私がこの世界に来て始めに見た部屋だ。

「うっ!全身が軋むように痛い…それに、物凄く眠い……これは…ニ度寝するか……。」

「姉様、姉様。お客様が起きたと思ったら、また寝るようですよ。」

「レム、レム。私に勝ってエミリア様の護衛役に選ばれたっていうのに、お客様ったら呑気なものね。」

………zzz

「姉様、姉様。お客様が本気寝する

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ZEROから始める血盟生活  No. 20

ZEROから始める血盟生活 No. 20

ラムとエミリア護衛役の決定戦をするため屋敷の中庭に出た私達は、決闘の準備をしていた。

「スバル。ちょっとお腹の調子が悪いから御手洗いに行きたいんだけど…」

「ダメだ! お前さっき行ったばっかりだろ?それでなくても 今日だけで何回トイレに行くつもりなんだ!早く準備しろ。」

「そんなぁ〜……。」

私はスバルに言われるがままトイレは諦め、渋々戦いの準備をする事にした。

「ねこ!武器は何にする

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ZEROから始める血盟生活 No. 19

ZEROから始める血盟生活 No. 19

昼食をとるためダイニングへ向かうと、私達の到着を全員が待っている状態だった。
遅れて来た私達は申し訳なさそうに、それぞれの昼食が用意された席へと座ることになった。
ロズワール邸の食事は使用人、主人関係なく全員で食べる決まりがあり、メイド姉妹のラムやレム、スバルも一緒の食卓ついていた。
何とも重い空気の流れる中最初に口を開いたのはラムであった。

「まったくバルスは…。ベアトリス様を呼びに行くのに一

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