プログラミング思考(雑記)

休日が多く(週3日パート契約でしか働いていないのだから当たり前)、暇を持て余していると何かしら気分が滅入る時がある。特段「何かしたい」わけでもなく、「何かやらなきゃ」と焦ることもない(時折、真面目に正社員として働き先を探さなきゃ、人生詰みかけるのではないかという不安に焦ることはある)。そういった時に何か新しいことを探して刺激を欲しがって気分を良くしようとする傾向が私にはあるらしい。
大体、このような時に決まって1つの候補として出てくるのが「プログラミングを少しかじって初心者向けの本が分かるくらいになろう」というものである。なぜ、プログラミングに目が向くかといわれると、非常に答えにくい。 ちなみに私がプログラミングらしき経験をしたことはほとんどない(高校の授業でInput promptだったかなんだったかの構文らしきものに軽く触れた程度である)。
私がプログラミングを多少なりと理解したいという理由は、大雑把に言ってしまえば、2つあると考えられる。
ひとつは、日本社会によって要請されるようになりつつある能力だからである。学校教育の世界でも取り入れられるようになってきたということは、そういうことであると自分は解釈している(ただし、学校教育で要求されるプログラミング思考というものについて調べていくと、従来の科目である算数などで代替可能であると考える)。社会で要請されるような能力を知ることによって、社会が考える理想的市民像の姿が見えてくるのではないかと考えられ、そしてそれを知ることにより、自分と社会とのつきあい方を鑑みる機会になるのではないかと思うのである。
もうひとつは、ただ単に「未知の領域」でありすぎるからだと推測している。私が持っている知識(哲学における知識とは何かみたいな話は脇においておくことにする)は今まで受けてきた教育と、関わったオンラインゲーム世界とリアルの世界の人々、そして新聞やテレビ番組などで構成されるマスメディアによって構成されているのが大半、ほぼ100%に近い数字である(YouTubeなどで見る動画などもここに入るだろう)。だが、この中にプログラミングの知識はほとんどないに等しい。本屋に行って、プログラミング初心者向けの本をパラパラめくっても何一つ書いてあることが理解できないことが証左である。
あとは、SNSでフォローしてる方々でプログラミングはいいぞと某アニメみたいに布教している方々がいるが、未知の領域過ぎて彼らのやっていることが理解しきれないのが苦痛なのかもしれない。いや、多分それが大半なのかもしれない。これだけ多くの駄文をつらつら書きながら、やりたいと心の底から思わないあたりは何とも言えないのだけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?