ドゥルーズ『フーコー』宇野邦一訳「前書き」について

今回からしばらく、ジル・ドゥルーズ『フーコー』を紹介したい。

まず、本書を紹介する前提条件を確認しよう。原著は1986年に Minuit 社より刊行された。構成についてだが、本書は複数の論文からなっている。いわば、アンソロジーと呼ぶべき書物である。

この本は、比較的独立した六つの論文からなっている。

ドゥルーズ『フーコー』宇野邦一訳、河出文庫、7頁。

本書がアンソロジーである効果については、いつか論考が完結したときに検討しよう。

※本記事は必要な参照を欠いているため、よろしくないが、その点についてはマガジンが完結した折に加筆修正したい。

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