「天空の蜂」と「天空の城ラピュタ」から見えた、これからのこと
こんばんは。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。
以前働いていた職場の方から、東野圭吾を勧められ、東野圭吾が書いた色々な小説を読みました。
天空の蜂は、東日本大震災後に読みました。この話は原発の話なのですが、東日本大震災の福島原発の出来事の予言なのでは?と言われているぐらい、とてもよく書かれている本です。
私はこの頃、原発に多少なりとも勉強していたので、時折書かれている専門用語も、なんとなくぐらいのレベルですが、理解しながら読むことが出来ました。
うちの旦那さんは、以前働いていた職場で、原発の作業用ロボット開発のお仕事依頼があったそうです。
然し、その後、国の方で開発を進めることになったようで、その仕事はキャンセルとなりました。
ところが、実際に事故が起こり、誰も原発ロボットを動かすことが出来ない様子に、旦那さんは愕然としていました。
それで、宇宙服を着たら、建屋内で作業が出来るのではないか?ただ、ベータ線を通したら、被曝してしまう。宇宙服は、ベータ線を通してしまうのか?知りたいと思ったようで、即JAXAにメールをしました。
そしたら、ベータ線を通してしまうと回答がきました。
そんなやりとりを見ていくうちに、私も原発について調べたり、勉強するようになりました。
そして、この「天空の蜂」を読んだのです。
この話の内容は、超大型ヘリコプターに爆薬が満載されていて、無人操作でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の上。という内容から始まり、それに対して原発作業員、政府、国民、などなどが色々な思惑の中、話が進められていきます。
一言で説明すると、無関心で良いのか?と読み手へ問いている内容です。
この本は、1995年に創刊されましたが、震災後、映画化もされ、それも映画館で観ました。舞台挨拶も参加し、良き思い出です。
映画といえば、「天空の城ラビュタ」こちらの方が、お話をご存知の方が多くいらっしゃると思います。
突然空から降ってきた、少女との出会い。その少女と、少女に出会った少年は、天空の城へ向かいますよね。
そのラピュタは、とても穏やかな楽園のような世界でしたが、そこに辿り着くまで、試練がありました。雷や嵐もありました。
楽園に着いても、色々ありますが、最後は本当に素敵な城を体感し、エンディングとなります。
それで、この2つのお話。「天空の」は同じでも、内容はだいぶ違いますが、今必要なメッセージが織り込まれているなと感じています。
それを簡単にいうと、自分自身に無関心でいいのか?ということと、次元上昇するには、嵐や突風があるということです。
今、色々世の中が変わりつつあり、それに対して、人によっては生きづらく感じたり、自分は何をしたいのか?わからなくなったり、なんだかそわそわしたり、大変な中、生活されている人も少なくはないと思っています。
何が自分にとっての楽園か?は、何が自分にとって大切なのか?感じなければわかりませんよね。
それと、そういう楽園を見つけるには、身体も精神も弱かったりすると、なかなか前を見据えたり、動いたり出来ないですよね。
大変な世の中だからこそ、自分を再度見つめなおし、自分にとっての楽園へ向かう力を養っていきたい。
そう思うと、この変動的な世の中も、意味のあることだと感じます。
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