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【新型コロナ】感染者・死者の数が水増しされている?

新型コロナのパンデミックが始まって以来、毎日毎日夕方になると新型コロナウィルスの感染者が発表されるのが「新しい日常」になってしまいました。
しかし、センセーショナルな報道の中で、PCR検査を行った後、何をもってコロナに感染したと判定するのか?いう点が報道されることはあまりなかったように思います。

▼コロナパンデミックの規模は過大に評価されている?

世界全体でのコロナ感染者は2,788万人(2020年9月10日時点)に及んでいますが、英オックスフォード大学EBM(根拠に基づく医療)センターの研究によると、現在行われている検査では、コロナのパンデミックの規模を過大に評価しているかもしれないといいます。

PCR検査が、その繊細さから、過去に感染したウイルスの死骸を検知している可能性がある
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陽性者が他人にウイルスをうつす期間は1週間程度がほとんどだが、その後も数週間にわたって検査では陽性の結果が出る可能性がある
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受検した人への結果通知は、「陽性」と「陰性」の2種類しかない。検体にどれくらいのウイルスが含まれていたのか、感染力がどれくらいあるウイルスだったのかは示されない。
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そのため、ウイルスを大量に保持している人も、ウイルスの死骸をわずかに抱えている人も、同じ「陽性」という結果になります。
このため、研究に参加しているオックスフォード大学のヘネガン教授は、

ごく少量のウイルスで陽性結果が出ないよう、何らかの範囲の区切り(カットオフポイント)を設けるべきだと指摘
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もし、過去に感染したウイルスまで検知して陽性と判断しているのであれば、感染者数は増えても、入院して治療する必要がある患者が一定数のままだという状況も説明がつくそうです。

▼感度を過剰に上げて行われているPCR検査

米ニューヨーク・タイムズの記事でも、現在行われているPCR検査の方法では、過剰にウィルスを検出している可能性が指摘されました。

新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない
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今はパンデミックによってあらゆる場所にウイルスが存在しているため、咽頭にウイルスが10〜1000個ぐらい付着する可能性は高い。しかし、この程度の量では感染せずに終わるのだそうです。

PCR検査は、検査対象者の咽頭からぬぐいとった体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して増やし、検出しやすい状態にして染色する
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この増幅をやりすぎると、決して感染に至らないごく少数のウイルスの付着でも検知して陽性の結果を出してしまう
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症状がある感染者だけを「陽性者」と判定するには、増幅回数を30回未満にするのが適当だそうですが、米国でのPCR検査の多くは37〜40回もの増幅をしていると。

例えば、1回の増幅で遺伝子類は2倍に増加し、30回の増幅で10億倍、40回の増幅で1兆倍の増加になります。しかし、倍率を上げすぎた場合、ウイルスの遺伝子の破片だけでも陽性反応が出てしまうのだそうです。

匿名でのリークですが、米政府の上層部に近い専門家は以下のようにも語っています。

米国(や世界)で行われている新型コロナのPCR検査が感度を過剰に上げて行われており、PCRで陽性になった人の9割がコロナに感染していない誤判定である
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米国だけでなく、日本の政府も、これまで一度もPCR検査の増幅回数を明らかにしていない。
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日本でも徳島大学の大橋眞・名誉教授がPCR検査の増幅回数が明らかにされていないと指摘。教授は過剰な増幅回数によってコロナ陽性者が水増しされていると言及しています。


▼日本での増幅回数(Ct値)の状況はどうなっているのか

現在、新型コロナウイルスの判定方法について公開されている、国立感染症研究所の「病原体検出マニュアル(令和2年3月19日)」では、判定するのに必要なサイクル数を45サイクルとしている。
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理論上では1本の遺伝子が35兆本まで増幅されるという計算になるのですが、このサイクル数について、京都大学ウイルス研の宮沢教授は以下のように述べています。

・この45サイクルは過剰であり、死んだウイルスの断片など、感染力とは関係のないウイルス遺伝子の検出につながる可能性が高く、Ct値は32程度が妥当

・海外では「Ct値が34以上だと感染性ウイルスを排泄しないと推測できる」という論文も発表され、実際に台湾ではCt値が35より低い場合のみを「陽性」と判定しているとの報道もある。

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つまり、現状のCt値での検査体制では、感染力のない微量のウイルスが検出された大量の人たちを「陽性」と判定して隔離している状況かもしれないのです。

▼現状のCt値では感染するのに「500mlペットボトル一本分」の唾液を浴びる必要がある

慶應義塾大学臨床研究推進センター生体試料研究支援部門の西原教授のチームは、コロナ感染拡大防止と経済活動の両立を目指すPCR検査のコンセプトを発表しています。

西原氏はこれまで人間ドック受診者に対するPCR検査を5,000件以上実施、そのデータなどに基づいた検査閾値の適正化を行い、Ct値を現在の検査で用いられている値より小さい35とすることで、他者への感染性を判断するという考え方を提案しているそうです。

・Ct=35とした場合、一般的に感染を成立させうるウイルス量は100万粒子で、コーヒーカップ1杯程度(125mL)の唾液を浴びないと感染しない試算になる

・日常生活においてこれだけの唾液を一度に浴びることは非現実的であるため、他者への感染性は相当低いとし、検査閾値として妥当とするコンセプトを打ち出した

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▼PCR検査の発明者いわく「PCR検査では病気か否か分からない」

PCR検査を発明したことでノーベル賞を受賞した科学者、キャリー・マリスがいま生きていたら、現在の状況にどうコメントしていたでしょう。大変残念なことですが、マリス氏はコロナ禍が始まる前の2019年8月に急死しています。

しかし、上記の動画の中ではそのヒントになるような発言をしています。彼の発言をおさめた動画はなぜか削除されることが多いそうなので、以下にDeep L翻訳による文字起こしも貼っておきます。

…………….
マリス:
PCRは、何かから何かを大量に作るために使われるプロセスに過ぎません。だから、自分が病気であることや、最終的に自分を傷つけるものかどうかを伝えるものではないのです。

インタビュアー:
どのようにしてPCRを誤用して、ウイルスのRNAを推定するのでしょうか?存在するかどうか分からないウィルスのRNAを。

マリス:
私は、PCRを誤用することはできないと思います。実際には、結果を見て、それを解釈して、あなたの中にウイルスを見つけることができたかどうかを言えるかどうかです。

PCRでは、うまくやれば、誰でもほとんど何でも見つけることができます。
つまり、1つの分子を実際に測定できるほどの大きさにまで増幅することができれば、すべてのものが含まれていて、他のすべてのものは正しいという、ある種の仏教的な考え方を信じるようになるのです。

もし、1つの分子を実際に測定できるものにまで増幅することができれば。それがPCR検査が可能にすることなのです。

その場合、分子の数は非常に少なくなります。最低でも1つの体内に一つも存在しない分子はほとんどありません。意味があると主張しているだけで、誤用と考えられるかもしれません。

しかし、本当の意味での誤用は、HIVの検査をする必要がないということであり、他の10,000ものレトロウイルスの検査をする必要がないということです。他にも名前すらないレトロウイルスが対象になります。

一般的にHIVに感染している人は、検査できるものならほとんど何でも持っていると思われます。

HIVは非常に稀なウィルスです。アメリカでは2億5千万人、3億人のうち100万人しかウイルスを持っていません。
ウイルスを持っている人に注意を払い、その人だけに注意を払うことで、かなりの確率でウイルスに感染することができますが。

しかし、もしあなたがそれを持っているならば、他にも多くウィルスを持っています。
あなたが市場にいるからこそ(*なぜこの表現を使ったか不明)あなたはたくさんのウィルスを手に入れることができるのです。

だから、その1つをテストして、私が問題だと思っているのは、PCRが誤用されているということではなく、実際に、本当に定量的なものであり、自然やそこにあるものについて何かを教えてくれるものだということです。

しかし、これを使えば、ごくわずかな量のものを測定可能にし、それを会議で話すことができます。重要なことですが、これは誤用ではなく、単なる誤解です。

インタビュアー:
このようなPCR、定量的PCRを経ても、基本的なウイルス数にまで落とし込むと、千分の1から1万分の1のウイルス、数千分の1から5百分の1から千分の1のT細胞となります。

マリス:
これは、いわゆるHIVと呼ばれるものはほとんどなく、フィル・ポットやESAによって発表されたものは、すでにその測定値は正確ではありません。
リンゴはリンゴですから、見た目が同じものがたくさんあれば、同じようなものができますよね。

リンゴのように見えるものがたくさんあって、それを全部くっつけたら、それをリンゴだと思うかもしれません。この検査はすべて見えないものに基づいており、結果はある意味推測なんです。
PCRはそれとは別に、何かから何かを作り出すためのプロセスに過ぎません。

だからこそ、あなたが病気であるか、あなたの体内に入ったものが本当にあなたを傷つけるものであるか、何も伝えられないのです。 そのようなものではないということです。

…………….

文中で「これは誤用ではなく、単なる誤解です。」という箇所がありますが、PCR検査を使うのは間違いだというわけではなく、検査結果をどう捉えるか、というポイントが重要なのだと思われます。

すでにマリス氏は亡くなっているのでその真意は今となっては確かめようがないのですが・・・

▼過剰に報告されているのは感染者だけではなかった

8月27日に米CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が統計として発表されたデータを米元下院議員のロン・ポール氏の研究所が調査したところ、以下のようなことが分かったそうです。

米国の統計上の「コロナによる死者」16万5千人のうち、コロナが主たる死因だった人は6%にあたる1万人にすぎなかった
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残りの人々は他の重篤な持病をいくつも持っていて、
平均すると一人あたり2.6個の持病を持っており、
しかもほとんどがとても高齢の人々であり、加齢と持病による死だった

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死者数のカウントについては、イタリアでは同じような話が5月の時点から言われていまして、メジャーなメディアの報道でも残っています。

イタリア国立衛生研究所(ISS)は詳細な週次の報告を含む新型コロナの感染拡大に関するデータを調査し、広範囲にわたる研究成果を発表した。これによると、死亡した人の約96%には持病があり、平均年齢は約80歳だった。
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死者の約10%のサンプル調査に基づくISSの最新週次調査によれば、60%近くが3つ以上の基礎疾患に苦しんでいた。高血圧の持病があった人は68%余り、糖尿病は約30%、心臓病は28%だった。
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▼日本でも感染者数の水増しが行われている?


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