夜のキッチンとダイエット
私は吉本ばななさんの「キッチン」が好き。
この本に含まれている「ムーンライトシャドウ」という、学生の時に書かれた小説もとても好き。
私は夜型人間で朝はからっきし
やる気が出ない。
もともとやる気が異常に足りない。
食べることは好きだが
(大嫌いな時期もあった)
近年は料理が面倒でたまらない。
なので、食事の後や寝る前に
キッチンに立つ事が多い。
ついでに何か作っておくのだ。
生活環境が変わり、買い物がしづらい所に住んでしまった。
新鮮な食品が安く手に入らず
ウキウキすることがない。残念だ。
それでも、2年ほど前から急激に増えた体重をなんとかしなければいけないので
ダイエット食を作る。
ダイエット中のご飯はカロリー計算を楽にする為に、限りなくシンプルなものが多い。
前にもダイエットをした事があるので
大体の食事バランスは分かっているのだが
いかんせん歳を取って痩せにくくなっている
し満腹中枢もバカになっている。
やる気もイマイチなのに痩せないといけない。
そして食事だけでは痩せない。
しかもお菓子を食べてはいけない。
太った自分が悪いのだが…
とにかく、今すぐ何か食べたいという
欲望が強く、常温のお菓子、菓子パン
チョコレート、アイスクリームなどは
なかなか止められない。
味蕾は10日間で生まれ変わるそうだ。
今は小麦とチョコレート中毒の私も
切り抜けられるはず。
前のダイエットでは出来た。
少なくともチョコレートは。
とにかく、すぐ食べられるように
野菜の和えもののようなおかずを
冷蔵庫に置いておく。
冷凍野菜でもなんでもいい。
自分が無意識に(!)つまんでも
中毒性がなく、カロリーが低く
手料理で味付けが薄ければOK。
出来るだけ油や砂糖は使わず
粉も使わない。
野菜とタンパク質は混ぜないのが
私流だ。
忘れてはいけないのは食中毒にならない為の
加熱をしっかりする事。
夜の静まったキッチンは、黙々と動けて
気持ちも洗われるような気がする。
小説の主人公のようにキッチンで
眠ったりはしないが気持ちは分かる。
さて今日は水菜にしようかレタスにしようか。はたまたナスか。
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