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万神仏等視刮目論

 まず、私は大いなる一元(祖)を世の中心に見ます。そこから、自然界管理神系と人間界管理神系に別れます。
 自然界管理神系は、北欧神話、ケルト神話、エジプト神話、ギリシャ・ローマ神話、アステカ神話、バビロニア神話、スラブ神話、自然に対する敬意と畏怖、感謝を中心とした信仰群です。
 人間界管理神系は、バラモン教系、アブラハム系教等、開祖が比較的ハッキリした宗教で、主に人の生き方等に特化した信仰群です。
  人間界管理神系は、多少なり自然管理神系の信仰から始まり、更にはその起源を否定する為に産まれたものもあると考えます。
  その過程上にヒンドゥー教、日本神道、道教、ゾロアスター教等、人間の生活に言及しながらも、同時に自然界管理神系の側面を持つ信仰も存在しています。
 この分類に基づき、私は自然界管理神系の神々には感謝を、人間界管理神系には教訓を、中間系には、感謝と遵守を心がけています。
 主にバラモン教系代表として私はゴータマ・シッダールタを、アブラハム系教代表としてイエス・キリストをリスペクトしております。
 私が考えるシッダールタ教(上座部仏教)は主に人生自体をマイナススタートラインと考え、如何に苦なく越えるかという自己の内面へのアプローチに特化していると考えます。
 また、私が考えるキリスト教は主に大雑把に人生自体をプラススタートラインと考え、如何に周囲の人々に対して柔和に平和を作り上げるかという外面へのアプローチに特化していると考えます。
 両者ともそれぞれに内面、外面へのアプローチも持ちますが、やはりここはいい所取りで、内にシッダールタ様の教えを、外にキリスト様の教えをと両立させるのが理想的で、且つ相互補完関係にあると考え、生活しております。

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