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決めるのは苦しいけど、決めないともっと苦しい

「オトナの決断力」
岡山里香
株式会社KADOKAWA

ネットでも漫画の連載をされている方なので、
女性だと見たことある人も多いんではないでしょうか。

4コマ漫画とエッセイが一緒になった読みやすい本です。

二者択一みたいな決断もあれば
沢山の中から選ぶところから始める決断もあれば
決断することをしないことを決める決断なんてのもあれば。

大人になると、決断しなきゃいけない事増えていきますよね。

私は典型的な「自分で決められない」人間で、
でも本人は「決断力がある」と思い込んでいた時期がありました。

今思えば、
人に言われて決めたり、
そうするべきだって思い込みで決めたり、
周りにどう思われるか?を考えて決めたり、
そんな感じでした。

なもんで、
いつも誰かのせいにして怒っていたような気がします。

人のせいにするって、
楽なようで実はすごく苦しくて、
責任を取る人はいないし、自分でどうにもできないと思い込む。
逃げ場とゴールがない感じです。
あるのは行き場のない怒りだけ。

そして、その「誰か」がいなくなった時、
私は自分が一人で何も決められないことに気づくのです。
これ、40才を過ぎてからの話です。
気づけて良かった。。

この本では、
様々なシチュエーションにおける「決断」の話が書いてありますが、
何か「あれ???」って事があった時、
なんでそうなってしまったか?を考えることから始めて、
そこから「どうしたいのか?」を考えて、
では「こうしよう。」を決める。
という順番で「決断」をしています。

思わず、
自分と重ね合わせて苦笑いしてしまう部分も沢山あって、
色々思い出しては心が痛かったですね(笑)

なにか上手くいかなかったとき
「誰々の言う通りにしたのに。」
「なんで、いつもわたしだけ。。」
「本当は○○したいんだけどね。」
「でもさ~。」
なんて言葉が口癖になっている人にお勧めな

優しい決断力を推奨する、そんな1冊でした。

サポート頂く事で、今後開催するセミナーなどの参加費を抑得ることが可能になりますので、より多くの方に必要な食事や身体への知識をお伝えすることが出来ます。