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書くことについて

「作家になりたかったら、たくさん読んで、たくさん書くことだ」『書くことについて』スティーヴン・キング

質と量、しばしば二元論的に対比される。そしてともすると二者の間に優劣求めがち。量に支えられる質、またはそれら両方揃ってこその良質、という面もあると心に留める。

俳句の道にも「多作多捨」というのがあるそう。たくさんたくさん作って、でもそのうちほとんどは採らず、やっと出来るいくつかのよいものを残す。

ところで、「よい」って言葉、ほんといろんな漢字充てるよね。良い、可い、善い。淑いなんてのもある。朕は「美い」を推すかな。ソクラテスの「よく生きる」なんてのもあった。「自他の知を吟味し、魂をよりよいものにする生き方」だったか。

職業作家になりたいって訳じゃないけれど、いっぱい書いて読んで悩んで、それらすべて愉しみながら、そんな「よい」ことばを探しつづけていけたらなあ。なんて思います。

おおかた以下のスタンスでやっていこうという所存

1単純に書きものをする。楽しいし、文章修行になればいいかな

2まだ実を結ばないアイデアの種、よどみに浮かんでは消えていく泡沫のような発想・連想、そういった雑感をつかまえておく

3好きなものや面白いもの―ことばや音楽や作品、思い出や思想や習慣とにかくなんでも―についてただただ語る

自分の性質からして3日後にはまた変わってるかな。結局、動きながら考えるスタイルで行こう。たぶん自分のために書くことになるのだけれど、楽しんで読んでもらえたらうれしいなあ。てなわけでよろしくお願いしまーす。

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